『エヴリバディ・ウォンツ・サム』の前日譚のよう。
高3が新高1のケツをバッドで殴るホモソ儀式とかアメリカに生まれなくてよかったわ。
あんなパーティを一度は過ごしてみたい人生だったけど。
「腐敗したカトリック教会・警察と贈収賄で結託したカルテルが、市場開放を目指す理想家の若手ベンチャー起業家をつぶそうとする。起業家は教育がなく世間知らずで搾取されまくり、闇販売に糸口を」というsaebo>>続きを読む
「心より先に脳が壊れていく人たちへ」という冒頭の字幕が印象的。
左右二分割のスクリーンで描かれる老夫婦の最期の日々。
発作や記憶が薄れていく様子が克明すぎて観るのがつらい。。
アルジェント名優じゃん!
『ミスター・ロボット』のサム・エスメイル監督作。
インターネットがつながらないことによる情報遮断で人が疑心暗鬼に陥る姿が克明に描かれる。
「NASA」「Bikini Kill」などTシャツで物語を暗示>>続きを読む
話は読めた感じはあったが、とにかく杉咲花すげー。エンディングも好き。
中田青渚久々にスクリーンで観れて感激。
とにかく料理がめっちゃおいしそう。
調理の様子が丁寧に描かれて匂いまで伝わってきそうだ。
劇伴を配して食器の音が響く、ウージェニーとドダンのいるキッチンは優しく、かつエロティックに見えた。
中島歩のトークショーがなければ観てなかった。
行き当たりバッタリ感がありすぎてそこまでノレず。
ホン・サンス好きなのは伝わった。
あと成田結美の発見は嬉しい!
前情報なしに観たので始まって15分で、「あぁ大変な作品観に来ちゃった」と思ったけど、ずっと画面に釘付け。
まるで濱口竜介監督作品の中の本読みやワークショップシーンのみを切り取ったような映画。濱口監督>>続きを読む
フィルムの傷、後付けされたセリフ、クセの強い映像表現のなかで繰り広げられる物語が切ない。
上原謙が最高にかっこいい。
この時代の結婚相談所っていまのマッチングアプリ!とか真面目だと思ってたヒロシが一夫一婦制に疑問を抱えてる姿とかは現代と価値観変わってないな。
ラスト最高すぎるだろっ痛快!
自由奔放な杏子、皮肉屋でクールな三郎の丁々発止のやりとりも楽しい。
倦怠期夫婦の噛み合わない会話が面白い。
シリアスな展開になりそうだけど、能天気にそれが過ぎ去るラストもユーモラス。
横溝正史のミステリー meets 妖怪なストーリーで面白い!
水木しげるの戦争体験も色濃く反映され、バリクソな家父長制に立ち向かう
ゲゲゲと水木のコンビがかっこいい。
塚本晋也監督による子供視点での戦争体験記。しっかり生々しい。
人間性を保つことへの難しさ、人間同士のつながりといった“人間”の話。
ワンシチュエーションの前半とロードムービーになる後半の対照的な空間演>>続きを読む
一番印象的だったのは、照明の佐藤くんのことば。
おそらく曽田くんに最初は良い印象を持っていなかったことが分かる。
でもいまは演劇に夢中で一生懸命な曽田くんを認めてる。
きっと普通の高校では2人が交わる>>続きを読む
韓国を舞台にした青春映画版『オーロラの彼方に』。
現代と1999年の流行り言葉やカルチャーが出てきて楽しかった。
ストーリーとしても斬新さはないけど、さわやかな青春映画で良かった。
英題『Ditto>>続きを読む
殺し屋たちの戦いがだんだん意味不明な展開に。
日活社長が怒ったのも分かるような。。
真理アンヌの狂気じみた笑い声がずっと残ってる。
監督も反省していたけど、アヒルの屠殺シーンや大便咀嚼シーンは不快。
ゴダールが言う「映画の文法を壊す」ってそういうことじゃないでしょ。
生理を不浄なものとするイスラム教圏(でも中華系の人もいっぱい住んでるよね?仏教)のマレーシア。
無邪気な12歳ザファンが初潮を迎えたことで生じる身体や友人関係を、場暴力的に、コミカルに、ファンタジック>>続きを読む
リム・カーワイの全国ミニシアター行脚。
行ったことのある金沢のシネモンドや行ってみたい劇場でたくさん出てきてうれしかった反面、口々に語られる火の車経営の実情きびしー。。
映画館行こう。
石橋英子の生演奏ありきの『悪は存在しない』の別バージョン。毎回演奏の内容が変わるので、同じ上映は二度はない。
段階としては『GIFT』の制作から生まれたのが『悪は存在しない』らしい。
貴重な上映だった>>続きを読む
まさか陰毛の描き方でこんなに感銘を受けるとは!
歌川広重とか葛飾北斎ってあくまでデザイナーで、その絵を完成させるための彫り師と摺り師の職人技めちゃくちゃ大事なんだ。ある意味では歌川、北斎よりすごい!>>続きを読む
イーニドの「自分以外全員バカ」って感覚やだんだんとファッションが派手になっていく自己防衛本能わかってしまう。。
スーさんと山内マリコさんのトークショー面白かった!
16mmのざらつきを見せつつ、完璧に計算された画面設計。
スクリーンから大量のピンポン玉が出てくるシーンで目が覚めた。すげー!!
韓国版『街の上で』のような変わりゆく街(鐘路)が舞台の群像会話劇。
ハングルで「ミマン」はいろんな意味があるみたい。
そんな定義できない関係性のキャラクターたちの日常的な風景を望遠レンズで捉える。
そ>>続きを読む
原作に感銘を受けたものとしてはこれ以上ないくらいの映像化。
大学生のエピソードが削られてるのは残念だけど、夏月(ガッキー)が寝ているベッドが水で浸されていくシーンは出色。
めっちゃオモロ!って思ったら『毒戦』のイ・ヘヨン監督!
イ・ハニ演じるチャギョンとパク・ソダム演じるユリコのシスターフッドの関係性に惚れ、カーテンを駆使したクライマックスのアクションが出色だった。>>続きを読む
サスペンスアクションとしては見応えあったけど、『毒戦』の続編としては10点くらい。
前作のラストにつながる空白部分を描いていたけど、何の前情報も入れなかったので途中までリュ・ジョンヨルの役がオ・ソン>>続きを読む
「マーベル終わりや…」と叫ばれるようになったけどもこれは気軽に観られて楽しかった!
たしかにドラマ部分はカマラに頼りすぎだし、キャロルもっと感情見せろや!とはなる。
ヤン王子役のパク・ソジュンもチョイ>>続きを読む
「ファミじわ」経由の日高七海見たさに鑑賞。
陰湿な役がほんとうにうまい、似合ってる。影の主役。
フィンランド版『1122』的な話。
現実はあんなにうまくいくわけない。大人たちのわがままで犠牲になるのはきっと幼い子どもたち。
復帰してもいつものカウリスマキで安心。
ワンちゃんもかわいい。
ユッシ・バタネンのオンラインQ&A付き。
優しい表情が印象的だった。
物語としては破綻ぎみだけど、ジェシー・バックリーの繊細な感情の揺れや表情の変化が楽しめた。
恋愛関係って機械とか第三者のお墨付きがなきゃ、安心できないものか。劇中の診断機は不安を増長させるだけだろう。>>続きを読む
売れねえ脚本家同士で過去の女性をSEX中心に未練タラタラと思い出に耽ってそんなに刺さらず。
序盤の葬式の喧嘩シーン気持ち悪い。
MINAMOちゃんは良かった。