Soheyさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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タタミ(2023年製作の映画)

4.2

『SKIN/スキン』のガイ・ナッティヴと『聖地には蜘蛛が巣を張る』の主演女優ザル・アミールの共同監督。意外な組み合わせに見えたけど、ナッティヴはイスラエル出身。政治的に対立している国同士のクリエイター>>続きを読む

ゴンドラ(2023年製作の映画)

3.8

ファイト・ヘルマー新作。セリフなしでも表情やジェスチャーでここまで鮮やかな映画になるのはすごい。楽器弾いたりゴンドラ改造したり、ヒロイン2人が乗るゴンドラがすれ違うたびに「今度はなにするんだろう」と楽>>続きを読む

青春の反抗(2023年製作の映画)

3.2

学校側と学生側のデモの攻防に全く緊張感がなく、すごく間延びした印象で途中から正直すごく退屈。同じシーン2、3回なかったか?
チーウェイとチンのラブシーンはその分他のシーンより際立ってよかった。

劇中
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ディープ・ブレス 女性映画監督たち(2023年製作の映画)

3.4

スペインの女性監督のいまと過去を辿るドキュメンタリー。ミュジドラやヤニック・ベロンへの言及を興味深かったけど、映画というよりもNHKのドキュメンタリー番組という感じ。

それよりも観客が20人ほどで終
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ひなぎく(1966年製作の映画)

3.9

2人のマリエのしっちゃかめっちゃかな行動がすごく可愛らしく、気持ちのいい難解さだった。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

確かにストーリー的な目新しさはないかもしれないけど、日本通なのが分かるガジェットや都市の風景などギャレス・エドワーズの気概が伝わる渾身の1作。

ジェンマ・チャン最近好き。

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

同じ登場人物の過去と現在を同一の時系で描いた面白い構成で、そこに夢を叶えるためにもがくもう1人の自分が出てファンタジーになるのも自分好み。
これ実話ベースってすごいな。ゴッドファーザー好きのヤクザって
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悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

2.1

バビーがどんどんエレカシ宮本化していくのは不安を感じさせながらもエモーショナルだったりするのだが、無垢とはいえネコにあんな仕打ちをしたシーンから怒りを禁じ得ず集中できなかった。。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.6

初めて映画館で観た。
最初に観たのはたぶん15年以上前。パリの街並みの美しさや会話のおしゃれさが素敵だと思った。
改めて当時のジュリー・デルピーとイーサン・ホークの年齢を超えたいま見るとあけすけな会話
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.3

あたおかで全く共感できなかった。なんでそんなに注目を浴びたいの?
シグネとトマスのカップル最初から破綻してて、なぜ早く別れない!? 友達もウンザリしてたやん。

健康診断でバリウム飲んだあとに観たら、
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

4.2

雑誌がパラパラめくれてヴァラクが出てくるシーンにヤギのビジュアル、ゴキブリばばあ恐すぎ!
シリーズでも1、2争うくらい好き

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

3.6

ゆとり世代もアラフォー。。
ドラマと同じく楽しかった。続いてほしい。

(2023年製作の映画)

-

しんどかった。
ホラー的なクローズアップや月の光のライティングといった技術的側面でハっとさせられるところも多く、なにより当事者キャスティングによる障害者施設の生々しい描写に引き込まれた。

さとくんか
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シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

4.2

字幕のギャグは全然笑えなかったけど……超楽しかった!!最後のミュージカル何度も観たい。
モリー・ゴードンとベン・プラットの幼い頃の映像何回も流れてきて泣きそうになる。

Kobieta Z...(原題)(2023年製作の映画)

3.6

パートナーとの出会いから結婚、出産に至るまでのシークエンスは『カールじいさんと空飛ぶ家』のオープニングを彷彿させて感動的。
でも映像的な美しさはそのシーンがピークで、あとは自身のジェンダーに揺れる主人
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アモーレの最後の夜(2023年製作の映画)

2.9

監督のティーチイン付き。
いくらなんでもフランコの隠蔽工作は目撃者多すぎだしカメラとかあんだろそんなうまくいくわけないやん!と思ってそれ以降モヤモヤしながら観てた。
演出的にも目新しさはなくあまりハマ
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白塔の光(2023年製作の映画)

3.4

英語&ハングル字幕で観たので細かい部分はわからないけど、
チャン・リュルにしては珍しい温かい家族の話だった。
チャン・リュルがたぶん初めて中国本土(北京)で撮った作品。
ヒロインのホァン・ヤオがほんと
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栗の森のものがたり(2019年製作の映画)

3.2

川上から流れてくる栗かわいい。
絵画のような映像、現在なのか過去なのか時制の分からない幻想的な雰囲気も好き。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.8

嘘をつく夫、罪悪感を抱く妻、そこに過去を引きずる謎多き男。
対話によってそれぞれの抱える問題に向き合うことで、癒やされたりさらに逃げ出したくなったり。

瑛太演じる夫の言う「ほんとのことより心地のいい
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ハント(2022年製作の映画)

3.7

最初から終わりまで緊張感が絶えず鑑賞後の疲労感が半端ない。。
初監督にして脚本を務めたイ・ジョンジェ、このクオリティはすごい。
特に大阪での銃撃戦のアクションのスピード感!

大物たちのゲスト出演にも
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ジャム DJAM(2017年製作の映画)

3.5

女子2人が歌って踊るロードムービーと思って観ていたら、2016年当時財政危機に陥っていたギリシャの厳しい現実を描いた社会派な作品でもあった。

海に打ち上げられた大量の救命具を見てブワっとなった。。

ガッジョ・ディーロ デジタルリマスター版(1997年製作の映画)

3.8

「ガッジョ・ディーロ」はロマニ語で「愚かなよそ者」。映画で描かれるロマの文化ってすごく魅力的に映るなぁ。

老楽士イジドールの陽キャぶりが楽しくて自然と笑顔に。切ないラストの余韻も好き。

almost people(2023年製作の映画)

3.2

横浜聡子監督の#1「長男」、加藤拓⼈監督の#3「次男」が良かった。

宇野祥平、平井亜門、伊澤彩織、塩塚モエカ、渋川清彦、木竜麻生、松浦祐也って主演以外のキャストも自分好み。

石井岳龍の#2「長女」
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フローラとマックス(2023年製作の映画)

4.1

『シング・ストリート』以来7年ぶり(!)のジョン・カーニー長編。
イヴ・ヒューソンさすがボノの娘という歌唱力。ジョゼフ・ゴードン・レヴィットいつの間にあんなに渋くなられたのですか!

『シング・ストリ
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

3.3

もっと皆殺しにするのを想像していたら意外と想定内の範囲で物事が進んでいって拍子抜け。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.6

大阪の戦闘シーンのライティング天才すぎ。
ドニー・イェンのキャラも超クール。ラーメン食ってるシルエットがたまらない。

たださすがに長すぎ!

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

刃物を投げて人間ダーツのように敵を始末するシーンがかっこよすぎて笑う。あんなにきれいなアタマに刺さるものですか!

ABYSS(2023年製作の映画)

3.3

『逆光』よりも前に書いた脚本らしく、たしかに荒削りでセリフもちょっとキザっぽい。
乗り越えられているようで乗り越えていない、成長できているようで成長できていない2人の脆い関係はしっかり描かれていたよう
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夢二(1991年製作の映画)

3.1

広田レオナが漬物にされているシーンが強烈でそれしかほぼ憶えてない。。

コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

3.6

冒頭のNYの銃撃からアクション全開!
前作では韓国と北朝鮮のカルチャーギャップにたじろぐヒョンビンがかわいかったけど、今回は韓国の文化に慣れてよりスマートに。
ダニエル・へニーとの相性も良かった。
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.1

とにかくテンポの良いタートルズたちの掛け合い、トレント・レズナー&アティカス・ロス(これまでの作品と比べると全然っぽくない)のセンスの良い音楽、何よりグラフィティアートがそのまま動き出したようなアニメ>>続きを読む

ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.7

「どうしてそれがリチャード3世の骨だと断言できた!?」と都合の良い場面もあったけど・・・これも『バーナデット』にも通じる、持病のある窓際社員シングルマザーが自分の生き方を見つめ直していくなかで現状を打>>続きを読む

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

やっと公開してくれた4年前のリンクレーター監督作。
恋愛が呪いとして描かれた『恋脳experiment』と地続きのような、妻になること、母になることの呪縛が描かれていた。

さすがに隣人に対するヒステ
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ビデオドローム 4K ディレクターズカット版(1982年製作の映画)

3.7

旅先の金沢で。
腕に銃が生える中二病的な妄想をこれほどまでにグロテスクかつエロティックな描写で見せるクローネンバーグのセンスよ!

Journey to the 母性の目覚め(2021年製作の映画)

3.6

POPなアニメーションだけどはっとさせられるセリフや描写が多くて刺さった。

恋脳Experiment(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ずっと仕草の視点で観てたのだけど、中学時代の塾がキモすぎて。。大人になってからも潜在的なトラウマとしてご飯粒取りに来る。。
それからの仕草は恋愛に対して期待を抱かない、一歩引いていると感じた。
でも恋
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