14歳が書いた脚本とは思えないけど14歳だからこそ書ける脚本でもあるように思えるのが不思議。
それぞれの抱える闇に誰かが不器用ながらも入り込んだり向き合ってみることで徐々に希望が見えてくる。
ココアは甘くて優しくて温かいイメージ。
それをコーヒーとの対比で最後に持ってくるのは秀逸!
おそらく今作は「手を差し伸べる」というのが、一つのテーマだと思う。
それだけでコーヒーがココアになるんだよっていう。
灯と雄介は双方向に、海斗が志穂に、香が母親に手を差し伸べていた。
コーヒーとココアで対比するというのが何とも14歳らしくて良いよね!
温かさの比喩がココア!