おまつり

よっす、おまたせ、じゃあまたね。のおまつりのレビュー・感想・評価

5.0
👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻
㊗️全国本公開!(2023年6月)
👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻

もう何回観たかわかりません。心地よいのでみれちゃうんすよね…
舞台挨拶トークの内容も歌詞も戯曲までもパンフに載ってますのでパンフレットを購入されることをおすすめします!

↓↓↓ムーラボで鑑賞。
まず一言、SF(すこし不思議)で最高に良いロードムービーなのでぜひ2023年2月の公開で観てほしいです。
2/1からはアップリンク吉祥寺でもアンコール上映予定あり。からの目指せ全国公開。単館先のみなさま、ラインナップよろしくお願いします。

本作は監督が会えないでいる引きこもりの友達を思って作られている作品。(引きこもっているのは“ながちん”で役中のちばしんというのは別の幼なじみらしい)

冒頭でちばしん(本作で引きこもっている人)のつらい現状を、15年ぶりの再会となる幼なじみのながちんが「心残り」を消化すべく突然やってくる。今のつらさを一瞬忘れて幼なじみと童心にかえり、あ~幼い頃からの親友って最高だな~~とほっこりしていたら、あっという間に終わってしまいます。感情の機微とバランス感が抜群なずっと眺めていたくなる85分…。

以下↓
舞台挨拶に連日参加したので聞いた貴重裏話などをメモ※自分用の日記です※

★2022/12/3ワールドプレミア!
(登壇者:橋本淳、稲葉友、猪股監督)
もう主演のふたりが本当に可愛くて…と監督。禿同です…ありがとうございます🙏🏻
監督がやっている劇団での舞台版が昨年にあったそう。メインの「ちばしん」「ながちん」が道中に会う人々をひとり数役(8人くらい?)でこなしていたとのこと。なので映画にしたらこんなにキャスト要るんだ!とびっくりしたそう。主演のふたりは朝から晩まで一緒に撮影するキャストが入れ替わり立ち代りになるので少し大変だった様子。
ラストのシーン(ながちんのアパート)は狭くて機材を置いたら稲葉くんまで入れず、“ながちん”が居るであろうところのライトを見つめて演技した橋本さん。このラストシーンまじでよいので……わたしは橋本さんの泣きの芝居が大好きなので(地上波でカットされがちな風強のあのシーンとか!)、もう、本当に観てほしいです。

印象に残ってる話で2人が下北沢に着いて一番街入口で話すシーン。そのふたりの間をカメラもあるのに本番カットで通行人の「素人さん」が何事もなかったかのように歩き去る。良すぎだったので使っちゃいましたと監督。思わず怯んじゃったし、やっぱり素人さんには敵わないな~と橋本さん。映画見返したら稲葉くんは微動だにせずで、そんなエピソードがあったなんてまったく気付かなかった笑。

上映後監督に舞台版見たいと再演願いをお伝えしたら、それこそこのふたりでやったら面白そうとのお返しだったので、それ是が非でもお願いしたいです!!!

★2022/12/7
(登壇者:稲葉友、森高愛、木山廉彬、田村優衣、猪股監督)
ちばしんの高校時代の同級生加藤くん(木山さん)は舞台版のちばしんだった!客観的に観るとラストこんなにいいシーンだったんだ~となったそう。加藤くんの奥さん(田村さん)は、ながちんが妊婦さんなことに気付き、吸おうとしたタバコを止めた小芝居をしていて優しいなと思ったそう。これは稲葉くんのアドリブで、ながちんは携帯灰皿もきっとちゃんと持ってる!と言ってました(出なかったけど、ポケットから出そうとしてたよね^^)

ながちんの幼少期(デュクシ🤚🏻の少年)は監督の甥っ子さんだったり、ドッグカフェのお客さんおよびワンちゃん2匹は監督の妹さんとその飼い犬(白いワンちゃんの名前はおもち、もう1匹はおはな←エンドロールで確認)だったり、ちばしんの部屋は監督のお兄さんの実際の部屋だったりでまさに“Presented by 猪股家”👏🏻

初日舞台挨拶のニュースが橋本さんの着てたBTSパーカーのほうで話題となったそうなので、この映画がバズるよう祈りました笑

★2022/12/10
(登壇者:稲葉友、安倍乙、浅見紘至、森田ガンツ、猪股監督)
舞台挨拶が面白すぎた回🤣
ガンツさんは舞台版のタクシードライバー役だったとのことで、今回は脱サラバンドマンのドラマー!ジャガーさん。そのベース浅見さんとそれぞれ役名がついていたけど失念してしまって浅見さんの役名を名乗っていました笑(そしてわたしも忘れてしまった…)
ギター?の女の子がすごいいい塩梅のお芝居でよかったんだけど、お名前が自信なし…飴ちゃんって言ってたかな?撮影では稲葉くんにだけ心を開いていたらしい笑。お芝居は初とのことで、撮影後に原宿に行くのを楽しみにしてたとのこと。モデルさんとかかな??

関西弁ヒッチハイカーのサユリちゃん(安倍さん)本当にかわいくてえっちで…あんなん惚れてまうやろー!だったんですが、湘南の海のシーンはすでにテッペンを超えていて朝から撮影続きの橋本さんの体力が極限状態。閉じかけた目で踊っていたダンスシーンは一応振りありでオマージュとのこと。見たことある気はするけどなんだったかな?

★2023/1/10 ここからシモキタエキマエシネマのターン!
(登壇者:稲葉友、八木響生、亀岡孝洋、中澤功、猪股監督)

この映画の舞台でもある下北沢上映だなんて。しみるなー。
今作が初の映画出演となる響生ちゃん。映画の感想をきかれて「自分の」初体験に関する感想をずっと述べていたのが初々しくて可愛かった☺️(役どころが一人称アタイの九州弁の売春娘だったのでなおさら笑)
そんな響生ちゃんのコメントに「わかるわーはじめてってそうだよね」という稲葉くんはマジながちんで良い。イイヤツ!映画の中ではとにかく元気なキャラクターのながちん。やってるほうは疲れそうだけど、本当にキャラクターが立ってて最高。いちばん好きなのは細かいけど、いちばん最初のナポリタンのくだりでことわざが思い出せず「ここまで出てるのに!」と喉元をチョップしてる時の表情です。あの顔漫画で描ける!なんべんでも見たい笑

亀岡さん中澤さんのスキンヘッドコンビは強面なチンピラふたりの役だけどとっても優しそう~。劇中でも実は言ってること優しかった笑
ふたりはキャラ被りしてるのに、監督だけはセットで使いたがると舞台のほうでもお呼びがかかるそう。わかる気がする。

役名もちゃんとついてるけど出てこず、ふたりの役は最初反対だったけどお互いのもやってみたらしっくり来たので役チェンジ。でも役名はそのまま?にしたかも?ということで結果的にもうどっちがどっちかもわからなくなったとのことでした笑

★2023/1/17
(登壇者:結城洋平、森高愛さん 、安倍乙 、今川宇宙さん 、芳田遥、猪股監督)

5回目なのにひとときも目を離せなくて、沁みた…。今日は撮影地でもある下北沢の聖地巡りをしてから参加。バーは思いつかないなぁと思っていたら、舞台挨拶のラストに音楽のKiQさんが登場!自身が働いている阿佐ヶ谷のバーだと教えてくれました。行ってみたいな~(https://twitter.com/ioo_yamanoha/status/1615623098711306242?s=46&t=gGuQmS3qLRm6Xk8c-gnayA)

監督の言葉にできないバランス感覚がとてもしっくり来るんですが、ながちんが恋してるカフェの店員のUちゃん役森高さんは監督曰く「美人なのに断らなさそう」とキャスティング。とてもわかる!説明するの難しいのにここに中途半端に書き留めてすみません。

食い逃げしたお店の店員役今川さんは、舞台版の本作を偶然観ていたとのこと。その中でまさか自分が出ることになるなんて、そしてたくさんの役の中から自分がやるのはこの役なんだ~と感慨深く仰ってました。(ほんとだね!)

芳田さんは監督のやっている劇団の劇団員さんで本作舞台版にもご出演。主役ふたりを除く5人でひたすら早替えをし35人ほどの関わる人たちを演じたので、とにかく忙しかったそう。映画版ではバーの常連客役で結城くんと見事なカップル感を醸し出してました。

そしてその結城くん(ストレッチマンゴールド)はプレステージの頃からお気に入りの役者さんで…エピソードトーク的なものはなかったけど舞台挨拶追加嬉しかったなぁ♡

安倍さんは今日もほんとに可愛くて、映像編集の際もエディターさんが可愛い可愛いと言いながら編集していたと監督トーク。来月の舞台出演の告知をされていたので、チケット買っちゃった!劇団4ドル50セント「ほどよく洒落たチョコレート」

あ!あと、KiQのやまのはさんに劇中歌カセットで欲しいです~とお伝えしたら、まさにせっかく本編でその描写があるので(サントラ?)リリースしようと思ってますといただきました👏🏻嬉しい~待ってます♩

- - - - - - - - - - ✄
本当にキャストみんなのお芝居が良すぎ。
鑑賞のきっかけなので橋本さんのことを書きますが、最初の車の中で両親のやり取りに対しての細かい表情なんかも見てくれましたか。笑顔も素敵な方ですが、難しい感情に対しての表情のバリエーションが本当にすごい役者さんだと思います。贔屓を見てくれ…

本公開後にDVDなども出て欲しいなあ!!橋本さんの代表作として手元にほしいです。布教用に3本ぐらい。
おまつり

おまつり