あんときの井上さんの映画レビュー・感想・評価

あんときの井上

あんときの井上

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女は男の未来だ(2004年製作の映画)

3.2

女は男の未来だ、何故なら男の性欲が解消されるから、という映画。

なので、欲求不満の男には近づかないようにしましょう、襲われるから。

男は女の敵だ、何故なら女の愛情は性欲と見做されるから、という裏返
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.0

いや、ホントに長い。上映時間90分しかないのに、早く夢から覚めろー!ってずっと思ってた。ラスト20分だけでよくなーい?

喪失と再生の平凡な話。

元カレの母親のセリフが一番言いたいことなんですね?
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さまよえ記憶(2023年製作の映画)

3.1

記憶を質屋に入れて、欲しい情報と交換する、というアイデアは面白い。

だけど、質屋のメリットは何なの?

他人の記憶を手に入れたからって金になるわけでもないし、質屋の動機が不明。

世にも奇妙な物語と
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.1

主演が前半で死ぬってどゆこと〜?
主人公じゃなかったんかいオマエ!?

『コン・エアー』に『バイオハザード』のタイラントを登場させた映画。

チョン・ソミンの演技くささが気になった。
下手な女優さんじ
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ふれる(2023年製作の映画)

3.8

「おい……見てるか谷沢……お前を超える逸材がここにいるのだ……!! それも……2人も同時にだ」

天才、現る......

作画、編集、カットの繋ぎ、子役の演技、演出、"ふれる"というテーマの掘り下げ
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移動する記憶装置展(2023年製作の映画)

3.4

なんとなく濱口竜介監督が好きそうな映画。

自分には難しかったけど嫌いじゃなかった。

さてと他の方のレビューを読みますか・・・

チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密(2012年製作の映画)

3.8

掘り出し物の良作。

邦題がクソ。

お墓で振り返るラストシーンが好き。

ショーン・ベイカーサイコー!!

映画が上手い。

邦題はクソ。

愛欲のセラピー(2019年製作の映画)

3.1

ウディ・アレンみたいなコメディで受け付けないっす。

話をもっとまとめてから提供して欲しいっす。

作画は良いっす。

マッチポイント(2005年製作の映画)

3.2

「 『奇跡』が起こる事を祈ろう  ボールがネットの向こう側に落ちる事を…」

浮気や不倫といったありきたりな食材に、運という香辛料を混ぜて調理したら、ピリ辛で美味すぎて涙がちょちょぎれるぜ!な映画。
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理想郷(2022年製作の映画)

3.8

「理想郷という理想郷」

ただの田舎へ移住した夫婦のご近所トラブルの話が、終盤にかけて妻の話になるのが面白い。

娘が母を連れ帰ろうとするも、断念して帰国したのは、母の覚悟を知ったからだとおもう。
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.1

前作が少年マンガの1巻みたいな話だったのに対して、今作はジャンプの1話みたいな話でガッカリだった。

しかも、だいたい筋書き一緒じゃんか!?よーー!!!

映画は特に前作よりも良い作品作らないと次回作
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ダウンサイド・アップ(2016年製作の映画)

3.5

「一歩下がって、二歩進む!」

ダウン症の人達がもしも多数派だったら、ダウン症じゃない人達はどうなる・・・?という話。

良い話だった。素直に!

出生前診断に一石を投じる作品。熟考の際に!

ウェス
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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

3.7

蘭姉ちゃんがメインヒロインだったと思い出した・・・

コナン映画はシリアスな展開の方が好み。

なぜそこまでして仁野環は兄が殺されたと仮定して犯人探しをしていたんだ?

真実はいつもひとつ。

隣の女(1981年製作の映画)

3.8

「生まれ変わっても 愛し続けるけど 一緒にはいられないもう Cause life's no love story」

隣の女には、安室奈美恵の『Love Story』を聴けと言いたい。

ラストの格言
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

3.8

コナン映画のすべてが詰まってるんじゃ。

全員に見せ場もあるし。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.1

2分毎にタイムループすることの何が面白いのか分からん。

しかも、なんでループ後の天気が毎回同じじゃないのも意味分からんし、説明されてもご都合主義にしか思えん。

あと、毎回タイムループする2分間に誤
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シークレット・サンシャイン 4K レストア(2007年製作の映画)

3.6

「それぞれの生きる道は、天によって完璧に決められていて、それでいて完全に自由だ。根っこのところを天に預けている限りは」

息子の許す限り主人公は自由に生きてもいいんじゃないかとおもった。

陽射しのシ
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blue(2001年製作の映画)

3.6

青は、海や空など自然界にはいくらでも存在するのに、そこから青い絵の具を取り出してくることはできなかったので、絵画において青は貴重な色だったらしい。

桐島にとって遠藤は青みたいな存在だったとおもう。
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コーンフレーク(2020年製作の映画)

3.2

最後のキスはいらんのんちゃうかな?

魚喃キリコの『南瓜とマヨネーズ』みたいな話で、ラストは隣の部屋に元カレが住んで微笑ましく終わるって何?

結局、別の形のなあなあな関係を続けてるようにしか見えなか
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毒舌弁護人〜正義への戦い〜(2023年製作の映画)

3.1

『リーガル・ハイ』の古美門研介を偏差値50にした主人公が活躍する証拠無視の法廷映画。

ショットの構図は基本的な欧米パターン。

脚本は素直すぎてサクサク進む。

一回慰められたぐらいで直ぐに立ち直る
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.7

フィンランド人はつええぇえーーー!!!すげええぇえーーーー!!!!っていう映画。

『ノマドランド』みたいな映像美に、爆弾で内臓飛び散るグロもあるリベンジアクション映画を観ない理由はないでしょ!?
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隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

3.1

熊澤尚人監督、雑になってないか?

映像表現の工夫が全くと言っていい程なかった。

緑のライトアップが好きなんだあ〜?ぐらい。

推測だけど、原作者が自身の差別された経験やアイデンティティの問題を練り
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母という名の女(2017年製作の映画)

3.6

置き去りにされた赤ん坊の演技じゃない演技が秀逸。

だけど、めちゃくちゃ泣きじゃくる赤ん坊を観て、倫理的に問題はないのか?と少し心配にはなった。

母親より娘の旦那の方がヤバいとおもった。

『父とい
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.7

共同親権の弊害なのかもしれない。

フランスでは、モラハラ元夫から単独親権をとるのは難しいのか?

ラストの緊張感はヤバい!

なんでこんな夫と結婚したんだ?と一回は必ず思う映画。

ミス・バイオレンス(2013年製作の映画)

3.5

暴力はいつも扉の奥で行われている映画。

オープニングで幼い娘が自殺する場面から始まり、家族は彼女の喪失により喪に服してる雰囲気かと思いきや、それがだんだんと不穏な空気であることに観客は気づくことだろ
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3人のアンヌ(2012年製作の映画)

3.3

登場人物全員(特にイザベル・ユペール)が嫉妬したりされたりする映画。

嫉妬には3人(3角形)が必要であり、その原動力は愛と怒りであるとのこと。

イザベル・ユペールは、嫉妬から逃れる為に僧侶に救いを
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ハハハ(2010年製作の映画)

3.2

ダメな自分をハハハと笑える自分がいることを知って欲しい映画。

トークデッキをお互い交互に話していくが、お互いのあづかり知れぬところでその話は繋がっていた話。

今回、鬱の男性が登場する理由は、自分の
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明ける夜に(2023年製作の映画)

3.1

日常系の漫画みたいな話。

ラストの解釈は、失踪していた社長が合流して2人は一緒に入水自殺したとおもった。

しかし、監督によるモラトリアムを終わらせる、通過儀礼といった発言によれば、監督自身が社長を
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この日々が凪いだら(2021年製作の映画)

3.1

鬱屈した雰囲気なのに深刻さが伝わってこない映画。

ずっとこっちは凪いてました。

だから、ラストに彼女が落涙しても無風。

こういう人間の機微を描いてるような映画なのに何も感じない自分って?

「人
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教授とわたし、そして映画(2010年製作の映画)

3.2

先発する為の肩をつくる前にランニングでまず足腰を鍛えようとした映画。

今作は試作品に見えた。従って、面白くはない。

最後にオッキの短編映画を挿入することで、それ以前の話もオッキが製作した短編映画な
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.3

東野圭吾は良かった。

これは4重構造か。

戸塚と西野は完全にとばっちりで殺されそうになってたのか。そりゃ止めるわな。

重岡が希望的?と褒めるシナリオを書く間宮だからこそ、殺さないシナリオになるシ
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法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.2

本作の3人が『進撃の巨人』のエレン、ミカサ、アルミンにしか見えないし、施設長を刺した事件は『白夜行』だった。

とにかくメリハリがなくてテンポが悪いから後半ダレる。

モノローグは説明台詞が多くなるか
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アドベンチャーランドへようこそ(2009年製作の映画)

3.1

消化不良のアトラクションみたいな映画だった。

ゲロや腹パンとか好みのギャグじゃなかった。

キャラ造形もステレオタイプでみんな気怠いかやさぐれてるし、ストーリーも惰性。

良さがあんまわからなかった
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.2

年下の清原果耶に好かれたいキモいおっさんの願望を具現化した話を喜ぶようなまともじゃない大人と君も一緒って映画。

立場や見方が変わると好きになるかもっていう話と、まともじゃない、普通といった話が上手く
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古奈子は男選びが悪い(2006年製作の映画)

3.0

古奈子は男選びが悪いんじゃなくて女選びが悪いって話。

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