ぜろ

密輸 1970のぜろのレビュー・感想・評価

密輸 1970(2023年製作の映画)
3.3
うーん、韓国映画好きだけどこれはイマイチかな…
評判高いし実話ベース系だから結構期待したんだけど。 
ハリウッド映画で例えるとバリーシールやウルフオブウォールストリートのような明るいノリでコメディタッチな作品だけど、本作の場合はどこか物足りない感じ。 
というか今挙げた2本みたいな映画って話の規模がド派手だからこそあのノリが許されるんよな。

一方で本作は密輸自体が結構地味だしこの楽しい雰囲気がミスマッチに思えてならない。
特に気になったのが、当時の韓国人の格好を忠実に再現しようとしたのか、現代的な綺麗なお顔と古いデザインの髪型や服装があまりにもコスプレ感出過ぎてしまっている。 
まさに服に着せられている状態。  

ところで海中を海女さんたちが泳いでるシーンってなんかかっこいいね。 人魚みたいでさ。
船を使った韓国の犯罪映画と言うとポンジュノ脚本の"海にかかる霧"が超名作だと思う。
やっぱ韓国映画はどす黒くてドロドロの内容でナンボだわ。
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