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君への挽歌のregencyのレビュー・感想・評価

君への挽歌(2023年製作の映画)
2.5
認知症を発症した妻の介護に追われる夫と娘。特に夫にはその現実が重くのしかかっていく。できれば身内にはそうなってほしくない…と思うも、人間誰しも「老い」からは逃れられない。「老い」とは罪なのか?
「家族が突如認知症になったら、あなたはどうする?」と突きつけられる。類似テーマを扱ったミヒャエル・ハネケのあの作品も何とも言いようのない結末だったが、こちらもまた辛い。
こうしたテーマの作品が絵空事ではなくなっている高齢化社会。正直言って一度観れば十分だが、かといって観るのを避ける事もできない。
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    本業はテレビ番組の放送作家、企画プランナー。 主に経済番組のドキュメントものだったり情報バラエティだったり。 ここでは基本的にその年に日本初公開されスクリーンや配信で観た作品の感想を。ごくまれに過去…

    本業はテレビ番組の放送作家、企画プランナー。 主に経済番組のドキュメントものだったり情報バラエティだったり。 ここでは基本的にその年に日本初公開されスクリーンや配信で観た作品の感想を。ごくまれに過去作のも。 他サイトで映画記事やニュース記事も執筆→ https://cinemarche.net/tag/%e6%9d%be%e5%b9%b3%e5%85%89%e5%86%ac/ https://filmaga.filmarks.com/writers/47/ https://ciatr.jp/writers/542 https://fumufumunews.jp/list/author/%E6%9D%BE%E5%B9%B3%E5%85%89%E5%86%AC