人生は悲劇に見えてコメディなのか!?
本作はパッと見おふざけ映画なような印象を受けるが、実は照れながらも平和への想いを謳った作品であることが伺える。
自身の戦争体験を引きずるウォルターと、のらりくらりと気ままに生きるデュード。
彼らを待ち受ける悲劇には、どこかコメディ的な要素が孕み、思わず笑みが溢れる。
過去に囚われるウォルターとは対照的に、明日のボーリングばかり考えているデュードを見ていると、何事も考え過ぎず笑飛ばした方がいいんじゃないかなぁと、しみじみ考えさせられる。
いい意味で、人生ってこんなもんって思える作品。