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黒の試走車(テストカー)の一のレビュー・感想・評価

黒の試走車(テストカー)(1962年製作の映画)
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もうどうせなら鬼の産業スパイ高松英郎のピカレスクで全然良いんだけど、ラストで倫理が映画にブレーキかけちゃうかんじが個人的には惜しい。高松と叶順子はずっと素晴らしい。クライマックス、高松が企画室に敵方のスパイ船越英二を閉じ込め詰問しながら何の気なしに窓を開けた瞬間から落下の予感がスゴい。情報の武器商人・上田吉二郎がいつも階段登ってハアハア喘いでるのが地味にイイ。
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