一さんの映画レビュー・感想・評価

一

映画(1562)
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殺すまで追え 新宿25時(1969年製作の映画)

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中盤あたりで捜査に行き詰った天知茂が「事件は依然、謎のままだ…」というウソみたいな台詞を同僚に言い放つのがよくわからないけど大好き。マンガみたいな風貌の殺し屋・川津祐介もマジでウソみたいで好き。終盤の>>続きを読む

恐怖のまわり道(1945年製作の映画)

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序盤暗闇を歩く二人を包む霧のトゥーマッチな濃さとか、主人公がLAにいる恋人に電話をかけるとインサートされる交換台に電柱に伝う電線というバカ正直な編集に嬉しくなる。助手席で寝ていたはずのアン・サヴェージ>>続きを読む

あばずれ(1965年製作の映画)

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「初めて娘を殴った」というお父さんのそのビンタの勢いがあまりに軟弱で笑う。遠慮しすぎ。ラストの車でのチェイスも距離感がシュールで面白い。しかも砂浜だったの!?

クーリー・ハイ(1975年製作の映画)

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登場人物のその後が語られるエンディングを見てしまうとたしかにブラック『アメリカン・グラフィティ』。ゴリラのうんことかゴジラやってる映画館でのギャング抗争だとかくだんない笑えるティーンコメディと思いきや>>続きを読む

突撃!O・Cとスティッグス/お笑い黙示録(1985年製作の映画)

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相変わらずというかいつにも増して喋るのを止めてくれないアウト・オブ・コントロールなアルトマン世界の人間たち。悪ふざけがすぎるアウト・オブ・コントロールな映画。やりすぎ。最高。ベトナム帰りのデニス・ホッ>>続きを読む

昭和おんな博徒(1972年製作の映画)

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加藤泰のアクション、加藤泰のアングル。好きな男のために背中に墨入れヤクザの世界に踏み入る江波杏子の命がけの恋と復讐。愛妻家・天知茂は剣が立つんだか立たねえんだかわからないが、江波と共に死に場所を探すよ>>続きを読む

女組長(1970年製作の映画)

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クライマックスの敵討ちに至っても江波杏子が涙ながらに山田五十鈴に「かあさん!」と呼びかけてもいまいち盛り上がりに欠けるけど、新橋芸者の江波の世話役してる津川雅彦はよかった。

昭和極道史(1972年製作の映画)

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洋服に日本刀で殴り込みに行く梅宮辰夫、一方着流しにピストルの渡瀬恒彦。大事なときにいつも体調の整わない病弱な恒さまは吐血が似合う。悪いやつに謀殺される良い親分・金子信雄のミスリード。話はオーソドックス>>続きを読む

渡世人列伝(1969年製作の映画)

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何故か豪華配役だが藤純子も若山富三郎も木暮実千代もあんまりいいとこなし。池部良は鶴田の敵で健さんの兄弟分"大蛇丸"をずっとゲホゲホいいながら病弱な好演。ラスト、殴り込みに行く鶴田を何故か当然のように待>>続きを読む

日本女侠伝 侠客芸者(1969年製作の映画)

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藤純子と高倉健のツーショットだけですこぶる華やか。けど互いに面と向かって好きとは言えないのかアンタら。「どうせ散るなら桜の下で…」と座敷芸の歌を口ずさみながら最後の喧嘩に向かう健さん、殴り込みとお座敷>>続きを読む

博奕打ち 殴り込み(1968年製作の映画)

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クライマックス殴り込みに向かうときオープニングでの玉川良一の浪曲が繰り返されるのが熱い。鶴田浩二のあの歌声よりずっとキマってる。暗闇のなか懐中電灯のスポットライトを浴びる鶴田の殴り込みアクションも一工>>続きを読む

任侠列伝 男(1971年製作の映画)

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ポンコツ二代目・菅原謙次、未見にシワ寄せ物騒な声で関西弁かましてみても一か所も見せ場なくて可愛い。健さんの登場までかなり引っ張るがその分待ってましたってかんじで上がるし、組の三下・伊吹吾郎と駆け落ちし>>続きを読む

五人の突撃隊(1961年製作の映画)

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井上梅次の戦争大作。わりと傑作。壊れて走らなくなった戦車をトーチカ代わりにしたクライマックスの戦車戦はなかなかの迫力。その戦車に乗り込み味方の退避の時間稼ぎをする任務に就く5人の人生が回想で語られる。>>続きを読む

大いなる旅路(1960年製作の映画)

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盛岡の機関士・三国連太郎の半生記。大正末期から戦後まで一気に駆け抜ける。連太郎の息子が高倉健なの無理あって楽しい。国鉄協力の元撮られた、雪崩で転覆する機関車の迫力。本物はすごい。
映画は関係ないが、上
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大いなる驀進(1960年製作の映画)

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東京から長崎へ向かう寝台列車。新婚夫婦、政治家、殺人犯、スリ、自殺志願者、いろいろ揃って大変。この時代の列車のディティールが楽しい。台風直撃土砂崩れで通れなくなった線路を手作業で開通させるマンパワーに>>続きを読む

コンクリート・ジャングル(1960年製作の映画)

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中盤の見せ場と思われた馬券売場強盗を外からのショットのみであっさりこなす。逃走用の車に乗せろと難癖つけるオヤジを乗せてやる懐深さもクール。そして金を埋める畑のロケーションがとてもいい~。

夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

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今何時か聞いて去っていく男こわすぎ。公園の芝生の向こうから迫ってくるのも。

正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

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こんなロジックで解き明かせないナンパの成否見せつけられても困る。そうなるからそうなる。面白いからいいけど。

悪親分対代貸(1971年製作の映画)

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土方道背負って極悪の限りを尽くし渡世をのし上がらんとする若山富三郎とおやっさん遠藤辰雄。冥府魔道に生きるがごとし悪行の数々に失笑の連続。そこへ出所し現れるのが若山のかつての命の恩人で一帯をとりしきる大>>続きを読む

日本任侠道 激突篇(1975年製作の映画)

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実録路線花盛りの70年代半ば、古き良き任侠映画の最後のあがき。これが恐ろしく平々凡々でたいして面白くもなくて切なくなってくる。渡世のマナーに関して一々ナレーションで解説がつくのが涙ぐましい。

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

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結婚式を挙げる花嫁の目の痣、なんとわざとらしく禍々しいのか。運転手オーディションしてメンテナンスして暗闇にトラック登場ピカーでワクワク、あとはもう笑うしかない。やりすぎである。連帯?友情?そんなのは爆>>続きを読む

博奕打ち いのち札(1971年製作の映画)

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死神のように現れる仕事人・天本英世に呆気にとられる。『総長賭博』に比べて全体的にウェットで眠くなったが、ラスト内田朝雄を追い詰めるカメラやシュールな幕切れには目が覚めた。

博奕打ち 総長賭博(1968年製作の映画)

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面白すぎ。主演の鶴田浩二はとにかく事態を丸く収めるために奔走するが、その努力も虚しく次々に人が死んでいく。笠原和夫ほんと恐ろしい、素晴らしい。若山富三郎や桜町弘子はもちろんだが、三上真一郎や曽根晴美に>>続きを読む

関東やくざ嵐(1966年製作の映画)

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やっぱりスーツの天知茂。堂に入った寝たきり老人演技の加藤嘉をものの弾みで蹴飛ばすとポックリ逝ってしまいちょっと焦る天知茂。

祇園の暗殺者(1962年製作の映画)

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ガキの見開いた目と大きく開けた口、あの表情がめっちゃホラーで素晴らしい。そして笠原和夫らしい如何ともしがたいストーリー。まあ眠かったんすけど。

いかさま博奕(1968年製作の映画)

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この手の博奕映画の中では出色の出来ではないの。まず題の通り色んなギミックによるいかさま化かし合いそのものが楽しい。勝った負けたじゃない面白味があるのって意外と少ないし。それから中村玉緒の存在がとてもい>>続きを読む

信子(1940年製作の映画)

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高峰三枝子が下宿する芸者屋の若い芸者見習いが仲間を連れて校庭の遊具で遊んでいるを校内から捉えるショットとか、ハイキングで訪れる山の風景とか、あんまり瑞々しくてうっとりする。自然のなかで反響する「えいこ>>続きを読む

大学の山賊たち(1960年製作の映画)

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映画が始まってすぐ"終"が出るという人を食ったようなオープニング。そして最後までめちゃんこ面白い。雪山に佇む通称"おばけ小屋"に夫の幽霊と暮らす未亡人って設定だけでわくわく。そして何の捻りもなく幽霊登>>続きを読む

日本ゲリラ時代(1968年製作の映画)

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脚本・森崎東、で珍作怪作。『武士道残酷物語』的な徴兵にまつわるファミリーヒストリーを交えつつ、徴兵逃れの清国人とヤクザと映画女優とフーテンどもが無人島でフーテン共和国を建国する話。ハ・ゲバラこと草野大>>続きを読む

羽織の大将(1960年製作の映画)

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芸達者フランキー。鳴り物の太鼓もお手のもの。弟子入りから二つ目昇進くらいまでは青春ものとして楽しい。その調子でいけばいいのに中盤以降の展開に眠くなる。「私は貝になりたくない!」ふざけすぎのパロディー。>>続きを読む

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