主人公演じるレオナルドディカプリオは幸せな家庭で生まれた普通の子だった。しかしお金のトラブルから幸せな家庭から一変し,親が離婚してしまう。もう一度両親と幸せな暮らしをしたいとの思いで詐欺師となり,パイロットや医者,弁護士へと名前,職業を変えながらお金を稼いだ。父へ車のプレゼントや手紙は欠かさず,さらにお金の工面し,父を助けようとし続けた。愛に飢え,ねじ曲がっていく様子が伝わる。
FBIの捜査員カールを演じるトムハンクスは詐欺師の主人公による被害額が無視できないものになり,主人公を追っていた。彼を追い詰めていく中で,愛に飢えた孤独の主人公に気づく。
主人公は母の再婚を知り,もう元の幸せな家族に戻れないと気づいた。それから幸せな家庭を求め,さらに見境なく,嘘を重ね愛を求めていく。
最後にはカールは主人公を捉えるのだが,カールの目にはただの詐欺師ではなく,愛に飢えた孤独の人物として捜査官と詐欺師ではない,一つの友情のようなものが芽生えていた。