いやよセブン

トスカーナの贋作のいやよセブンのレビュー・感想・評価

トスカーナの贋作(2010年製作の映画)
3.0
贋作をテーマにした本を出版した作家(ウィリアム・シメル)と、この本のファンで出版記念講演会にやってきた女(ジュリエット・ビノシュ)が、トスカーナの一日観光に行く。
途中、夫婦に間違われるが、面倒なのでそのまま夫婦で通すことにする。
ここから奇妙な会話劇がスタートする。
会話の内容が徐々に夫婦らしくなっていき、普遍性も出てきて笑わせてくれるのだが、気が付いてみると偽夫婦に騙されているのか、この映画の監督に騙されているのか判然としなくなってくる。
この謎は最後・・・。