かなり好き。運転しながら歩きながらの会話。これから何が起こるの?起こらないの?と思っていたら予想を斜めにいく展開。ああ、イタリアでもやっぱりキアロスタミだ!
原題「謄本」なのに意味が変わるこの邦題…
アッバスキアロスタミ監督作品。
面白かった。キアロスタミらしい、実験精神やしっかりした画作りもありつつ、それまでのキアロスタミ作品にはなかったフランス・イタリアらしい会話の応酬が繰り広げられ、新鮮…
「フェイクには本物と違うよさがある。
気を遣わないし、面倒がない」
ビフォアサンライズ的なタイムリミットがある中での即席カップルのストーリーに、贋作というテーマが入ることによって、そもそも映画とい…
自著「贋作」の講演でトスカーナを訪れた作家と、現地に住む子連れ女の不思議なドライブから、眩暈に充ちる男女の駆け引きへ。
アッバス・キアロスタミ監督が、ジュリエット・ビノシュへ当て書きした脚本の、シ…
車に乗った2人がなんてことない雑談を交わしながら、車窓から見える風景を垂れ流し続けるシークエンスで急に映画がキアロスタミ然とし始めるのがすごい。後半の会話劇はベルイマン的な緊張が走るも、どこまでが演…
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