29球Agent

インセプション・コードの29球Agentのレビュー・感想・評価

インセプション・コード(2009年製作の映画)
2.5
トランスフォーマー恒例の便乗邦題に関してはスルーで宜しいでしょうか。

まぁー初っ端から”おどろおどろしいメイクをした不気味さ全開婆”と”表情が無い男の子”の登場と陰鬱な青味がかった独特の世界観に惹きこまれるものの、すぐにUターンしてしまう作品です。
登場人物の立ち位置すら分からない時点で何の躊躇も無く仮想現実社会へ移動してしまう主人公。
拉致監禁された友人を救い出すため仮想現実世界で”鍵”を見つけ無いといけないらしいんですが、余りに唐突でやってることがすんなり頭の中に入って来ないんですよね。
現実社会=青味がかった陰鬱な色調 、仮想現実社会=赤味を帯びた色彩豊かで派手な色調 と色分けをしてくれるものの、何をどうしたいのか追いていけません。

余りに分からないのでIMDbで検索すると、何とこの作品はカナダのTVドラマの映画版と判明!
そらドラマも観た事無いのに分からんがなっ!イントロに書いとけよ(-"-;)
本作のTVドラマ自体の評価は10点中8.9点と異常な高評価で、非常に面白そうなんですが日本ではDVD化もされてないみたいで、そのドラマで何が描かれて本作とどう繋がってるのかも確認しようが無いという情けない始末。
英語が堪能な方で本作を観賞予定の方は予めIMDbをご覧になられて、TVシリーズで描かれた内容を把握してからであれば本作楽しめるかもしれません。
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