銀鮭

オンリー・ゴッドの銀鮭のレビュー・感想・評価

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)
5.0
アジアの暴力性ってあると思う
あの警官はアジアの暴力性の象徴なのだろう

タイ、インドネシア、フィリッピンといった国々は、好きな人は好きだが嫌いな人は嫌いである。好き嫌いがはっきりする
スマトラ地震と津波の時に、スウェーデンを中心に北欧人が多く死んだ
北欧の人々はタイ・インドネシアが好きで、観光客が多く滞在者が多かったのだ

寒く、規範が厳格な北欧諸国からすると、タイ・インドネシアは異次元と言っていい
物価が安くセックスとドラッグがおおらかで、なにより温暖である
どっぷり浸かって身を持ち崩している不良外人をよく見る

序盤はダメだなと思って消そうとしたが、徐々に引き込まれた

暴力映画の傑作と言っていい
殺し屋が歩く姿をスローで撮る手法は素晴らしい

多くのカットが絵画的で美しい
見応えがあった

ダメな人はダメだろうな
好き嫌いがハッキリする映画、というより多数は嫌いだろうな
ワイルドアットハートにちょっと似てるかな
ノーカントリー、コーエン兄弟と底通するところもある
銀鮭

銀鮭