しょー

子宮に沈めるのしょーのレビュー・感想・評価

子宮に沈める(2013年製作の映画)
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子宮に沈める鑑賞
 前々から気になっていた映画ですがやっとの思いで鑑賞
 自分が思っていたよりもはるかに重く、心が苦しくなる映画だった。
 この映画は大阪で起きた2児が母親の育児放棄によって餓死した事件を基に作っている映画で、母親が変わっていってしまう姿がすごく恐ろしかった。
 元々は料理に手間暇かける素敵な母親だったんだけれど、周りの環境や人々によってだんだん子どもたちに対する愛情が薄れていって、それに対する幸ちゃんの反応や行動がすごく切なかった。
 お母さんが構ってくれなくなると言うこと聞かなくなったり、わざと失敗しちゃったり、子どもの細かな感情や表情もしっかり映し出されててまた胸が重くなる。
 部屋に置いてかれてしまってもママ、ママ、と言う幸ちゃん。そして懸命に生きようと粘土を食べたり缶を開けようとしたり。。ここのシーンが1番辛かった。
正直90分がめちゃくちゃ長く感じました。
胸糞映画、とも言われてますがそれだけで片付けてはいけない映画だと思います。
僕は高校生だからまだ親になる気持ちは分からないけどこの映画観て得たものが確実にあった。おすすめはできないけれど見ないふりしちゃいけない現実だし、人生で1度は見といた方が良いかなと感じた。
 この映画レビュー自体書くかどうか迷った作品でした。星に関しては低い高いどうとかの映画ではないと感じたのでつけないことにしました。
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    しょー

    しょー

    戦争とネタバレが嫌いです。主に邦画中心に映画鑑賞を楽しんでいます。レビューを積極的に書いていこうと思ってます。一緒に映画を楽しめたら嬉しいです。