おとぎ

子宮に沈めるのおとぎのレビュー・感想・評価

子宮に沈める(2013年製作の映画)
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ずっと観るのためらっていたがようやく鑑賞。

最初のシーンは、きれいで広いマンションで子育てをしている様子。もうこの時点できつかった。どうなっていくかが予想できてしまう。親の顔が見えないのが気になったが、子どもの視点か、と気づくと同時にもう気分が滅入る。

案の定、夜の仕事を始め、男を連れ込み、生活が荒れる。たまるゴミ、深夜逆転の生活、おざなりな子どもへの対応…

それでも子どもはママがいいんだよな。健気すぎてつらい。

大盛りチャーハンの破壊力。
それからのシーンはもう観てられなかった。何度も何度もシークバー見て残りの再生時間を確認。

マヨネーズの容器。開けられない缶詰。テレビの砂嵐。誰も聴いていないハッピーバースデートゥーユー。
これでもかと畳み掛けてくる。

後半はもう理解が及ばなくて訳がわからなかった。わかろうとしたが、わかりたくない…

後味悪い映画、ぶっちぎりで1位にランクイン。しばらく順位は変わらないだろうなぁ。2回目は観たくないし、おすすめもできないけど観るべき作品ではあると思う。
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    おとぎ

    邦画・洋画好き嫌いなく観ます。 これまでの鑑賞記録からすると、スパイもの、ゆるい系などが好み。 印象に残ったり、記録として残したい時にテキスト書きます。