前回とかなり絡んでおり、盛り上がる部分も多いですが、どこか腑に落ちないというか、前作と違って心残りがある作品でした。
ただアクションは前回よりもスケールアップでヒヤヒヤする場面が多い。実際に骨折したシーンもあったけど、トム・クルーズはやはり人間を超越している。こんな俳優今後2度と出てこないレベルで毎回のアクションに驚かされる。
◻️脚本
前回のシンジケートの残党がプルトニウムを盗み、その起爆をIMFが阻止するお話でした。しかし、かなりややこしかったです。序盤はついて行けてましたが、ジョン・ラークが殺された後からだんだん怪しくなってきました。結局中国人のジョン・ラークはデコイで、CIAから派遣されたウォーカーがジョン・ラークで彼はレーンの部下だったということでしたが、かなりややこしい。おそらく闇の仲介者で武器商人のホワイトドウの存在がややこしくさせていたのかなと思います。一応味方ではないけど、めんどくさい敵ではなかったのでなんとか理解できました。
ていうか、トイレで戦った中国人強すぎるやろw歴代の中でもかなり強い。なんであんな人デコイにしたんや。
そして、イーサン達がジョン・ラークがウォーカーと分かり、ウォーカーを騙すのが観ている私も騙されてこれぞミッションインポッシブルだなという演出で最高でした。そっからCIAが入るけど、その中にもウォーカー側の人間がいたことにより余計ややこしくなったのかなと思いました。その後はアクションのみだったのでスムーズについて行けました。相変わらずベンジーが地図を見間違えるのは面白かったです。
あとIMFの長官が亡くなったのがショックでした…ほんまに亡くなったんかな…
難民キャンプでジュリアと久しぶりに再開できて良かった。イーサンと違う人と結婚して生活してたけど、会えただけで嬉しかったやろなぁ。
ただ一つ気になったのが、イルサの存在が謎めいた感じは良いのですが、中盤らへんですんなりとグループに入ってミッションをこなしていたのが、気になりちょっと気持ち悪かったです。イルサはきっとイーサンの事が好きなんかな?
オチは病院でジュリアに見守られて笑顔で終わるのも悪くはないですが、これ以外のオチもあるなら観たかったです。前作の方がスッキリ綺麗に音楽と共に終わった感じがして最高でした。ちょっと今作は映像と音楽が合っていないように感じました。
◻️映像
飛行機も実際にトム・グルーズが操縦したってやばいな…ただ飛行機のシーンの映像だけ綺麗なのは嫌いですがGoProで撮影したようなドキュメンタリー感があって、観ていてちょっと他の映像との雰囲気が違い違和感がありました。
あと、ただ走ってるシーンでもあんなに走れるの凄すぎるww
◻️まとめ
一応最終作が来月に控えていて楽しみですが、その手前の「デットレコニング」は来月まで温めてなようかなと思います。そのくらいシリーズ通してどの作品も面白いです。こんなに段々と面白くなってくるシリーズ映画ってあんのかなぁ。脚本のクオリティも適当じゃないのが良い。
2025 44本目