特に書くことがないので、主題歌である『崖の上のポニョ』の歌詞全文を以下に記載しておきます。
〜崖の上のポニョ〜
作詞:近藤勝也・宮崎駿 作曲:久石譲>>続きを読む
「成就した恋ほど語るに値しないものはない」
『四畳半神話大系』と『サマータイムマシン・ブルース』のコラボ企画により制作された傑作。ひとつのリモコンが原因で巻き起こる、時空を超えた珍道中がたまらなく愛>>続きを読む
おかえりキャメロン・ディアス!
キャメロン・ディアス約10年振りの俳優復帰作となる今作。マイナス意見もあるみたいですが、個人的にはジェイミー・フォックスとの相性も良く、まだまだ俳優としてのパワーは健>>続きを読む
"スティーヴン・スピルバーグをつくったもの"
スピルバーグがスピルバーグ自身の物語を撮り、それがしっかりスピルバーグ映画として仕上がってるという事実がたまらない。
ジョン・フォード監督役としてデヴ>>続きを読む
デヴィッド・リンチ監督へのご冥福をお祈りします。
難解ではあるが、"夢"と"現実"2つのパートが交互に絡まっている訳ではなく、完結したパートを段階的に観せられるため、難しさはあれどストーリー自体は割>>続きを読む
ワンシチュエーションスリラーの金字塔としての威厳ある一作。『CUBE』のタイトル通り、"立方体"の建造物に閉じ込められた男女数名による脱出劇を描く。
誰しもが惹かれる設定と謎解きに加え、「密室」・「>>続きを読む
"ハラゴシラエして歩くのだ"
キャラクターの"金銭"への執着心や価値観に対しての不自然さをはじめ、所々に散らばる違和感はあれど、ツッこむのは野暮だと思う程に心地良い雰囲気に包まれた作品。小林聡美の少>>続きを読む
"素晴らしい芸術作品"
20年振りの長編作品となる『ウォレスとグルミット』。数々の賞を受賞しているシリーズなだけあり、クオリティ面での安心感が凄まじく、"ストップモーション・アニメーション"と "C>>続きを読む
"出会うはずのない3人"
ほぼ"森"と"小屋"の2つのシチュエーションで進行し、視覚的な動きの面白さはさほど無いが、ストーリーのアイデアにはじわじわと引き込まれていく様なパワーがある。
「謎」→「>>続きを読む
未体験!カラー×サンライズ!!!
恥ずかしながらガンダムは完全なる初心者でして、今作を機に満を持しての初ガンダムして参りました。
もちろん専門知識などは皆無の状態での鑑賞であり、鑑賞中に「ガンダム>>続きを読む
"シビアなテーマと菅田将暉"
"西尾"を菅田将暉が完璧に演じているのか、菅田将暉に"西尾"が寄っていっているのか。とにかく菅田将暉が映える役柄であり、西尾が持つ親和性や独特な雰囲気を見事に表現してい>>続きを読む
とんでもなくいいものを観た感覚。
「BL」を通して出会った"女子高生"と"おばあさん"の関係性が愛おしく、終始優しく素敵な友情を堪能できる作品。物語としての期待と裏切りの緩急も素晴らしく、主人公たち>>続きを読む
"70歳の新人(インターン)"
この作品の心臓とも言えるロバート・デ・ニーロから漏れ出す、アダルトな"余裕"や"空気感"が絶妙。紳士的な立ち振る舞いから一転、急な"オーシャンズ"のパロディ場面におい>>続きを読む
"忽然と姿を消したかつての親友"
キム・ダミの存在感とチョン・ソニの雰囲気が抜群。物語的に特殊な仕掛けもあり楽しめたのですが、個人的には友情を育む"過程"を丁寧に描く序盤から中盤までがどストライク。>>続きを読む
"バチ(蜂)ギレステイサム"
ステイサムという"安心感"、派手なアクションの"爽快感"、全体通しての"満足感"が絶妙。特に『ジョン・ウィック』を彷彿とさせる文句無しのアクションシーンが印象的であり、>>続きを読む
これでいいのだ。
フェイクドキュメンタリーとしての形を問われると、ギリギリと言わざるを得ないかもしれない。
"コワすぎ!"というより"オモロすぎ!"なのかもしれない。
2023年の劇場作品と言わ>>続きを読む
「 行き着く先は誰にも分からない 」
"大人になりきれない父親"と"大人になりたい娘"の対比としての描き方が秀逸。
至る所で反復的に描かれる"ローションを塗り合うシーン"や"パラグライダー"や"キ>>続きを読む
黒柳徹子さんの幼少期を描く伝記映画。
天真爛漫で他人に受け入れられ難い"トットちゃん"と小児麻痺と闘う消極的な性格の"泰明ちゃん"。違った生き辛さを抱えながらも、常に全力で生きている2人の"健気さ">>続きを読む
「なんにも変わんないなんて、そんな馬鹿な話ないですよ。」
鍵同士が擦れる音、本のページをめくる音、平山がたてる生活音全てが耳に心地良く印象的。静かな日々の繰り返しではあるものの、みるみる惹き込まれて>>続きを読む
"嵐のモーテルで巻き起こる連続殺人"
どんでん返し映画の良い例として挙げられる一作。ラストで明かされる意外な仕掛けに終始翻弄される90分間。ノンストレスな短い時間とテンポ感の良さが魅力的。
"どん>>続きを読む
"北欧発の胸糞ヒューマンホラー"
突飛な展開は無く、静かに進行していくヒューマンホラー。淡々と積み上がっていくストレスや、逃げられない歯痒さが画面を超えて伝わってくる。
徐々に増していく嫌な空気感>>続きを読む
水がもたらすは"幸福"か"破滅"か。
ブラムハウス印の作品は、個人的にピンキリで"合う""合わない"がハッキリしますが、この作品は明確に合わない方。
緊張感が全く作れておらず、ホラーとして致命的な>>続きを読む
"KINDS OF KINDNESS"
ヨルゴス・ランティモス監督が描く奇天烈なオムニバス作品。「R.M.Fの死」、「R.M.Fは飛ぶ」、「R.M.Fサンドイッチを食べる」の3章からなるこの作品は、>>続きを読む
「俺は腐った牛乳を飲むほどバカじゃねぇ」
ガイ・リッチー監督のデビュー作であるクライム映画。枝分かれた物語が、ラストに向かって一気に収束していく快感がいつまで経っても忘れられない大好きな作品。
洒>>続きを読む
「人間は古来から夜明けに希望を感じる生き物の様だ。」
作品の進行具合や時間の経過が終始心地よく感じる作品。理解がある者同士だからこそ踏み込めるジョークなども微笑ましく、山添と藤沢さんがお互いに絶妙な>>続きを読む
「地球へようこそ」
何を得て、何を捨てるか。その選択ははたして本当に正しかったのか。良くも悪くも自分が大切にしているモノの価値や、諦めてきたモノの価値を今一度見直す事が肝心だと教えてくれる作品。>>続きを読む
あけましておめでとうございます🎍
"超巨大竜巻vs人類"
日本では馴染みのない"竜巻"の怖さを存分に体感でき、ポスターから滲み出るB級感も作品内には全く感じられず、パニック映画としてのクオリティの>>続きを読む
"唯一の目撃者は盲目の男"
"盲目"でありながらも鍼医としての腕前は一級品のギョンス。ハンデさえも武器にし、窮地を切り抜けていく主人公然としたキャラクター性が個人的に大好物。
主人公の特性を上手く>>続きを読む
98年公開『蛇の道』から26年の時を経て、黒沢清監督によりセルフリメイクされた今作。
黒沢作品はやはり雰囲気作りが秀逸。その場に居たら逃げ出したくなるであろう嫌な空気感が終始漂っており、作品全体の緊>>続きを読む
"至極のクリスマスムービー爆誕"
それぞれが何かを抱えた"ひとりぼっち"の3人。お互いを知っていく内に打ち解け合い、最悪だった筈のクリスマスが徐々に居心地の良い場所になっていく"過程"と人間としての>>続きを読む
「私は、お前の先生ではないよ」
小学生以来の『忍たま乱太郎』。想像以上の作画と多彩で独特な演出に驚きつつも、お茶目な"乱きりしん"をはじめとする個性的なキャラクター達に対するノスタルジック全開で、実>>続きを読む
見応え抜群◎
程よい心理戦と程よいアクションの塩梅が絶妙なバランスであり、空港という土地を活かししっかりハラハラさせてくる良作クライム。
弱みや葛藤を抱えながらも奮闘する、タロン・エガートン演じる>>続きを読む
「永遠にずっとめちゃくちゃ幸せでいられる」
直線的な時間軸の進行ではなく、中盤で現在から過去へ時間軸がスイッチする構成にすることで、物語全体を単なる悲劇としては受け取らせないのが秀逸。過去回想の深掘>>続きを読む
"The 不快感"
窮地に追い込まれた人間の心理や、絶望の状況をワンカット長回しでじっくりと観せられる不快感。贅沢に間を使ってるからこそ伝わる憔悴しきった人間の様がリアルで印象的。
ご都合展開を根>>続きを読む
SSUが実質終了するというニュースが飛び込んできたのも束の間、観てきました『クレイヴン・ザ・ハンター』。
個人的に、あまり期待せずに設定したハードルは超えてくれた気がします。
所々ダレ場はあれど、見>>続きを読む
「 今宵の斬鉄剣は一味違うぞ。」
公開45周年を記念したリバイバル上映にて再鑑賞。
とても45年前のアニメーション作品とは思えない出来栄えであり、作画の振り幅や色使いなど全ての要素において畏怖する>>続きを読む