海を護る偉大なる竜よ…
一作目にて死亡したかと思われたチンピラ・サメのトロイ。実のところ身動き不能な檻の中で謎の注射をされる拷問を受ける毎日を送っていた。通りがかりのサメの手を借りて脱出したトロイは復讐を誓う。
一方平和なサンゴ礁。帰ってきたトロイによる宣戦布告を受けた住民たちはパイの元、来たる決戦に備えて修行に勤しむ。パイの根性論に次ぐ根性論に嫌気も差した頃、サメの送り込んだスパイ・ロニーの謀略によりパイの元から皆消え去り…みたいな。
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水族館の飼育員がキメながら作ってる。
前回身に付けた”海の力”なる謎要素が当然のように使われるのがまず面白い。下手なサメ映画よりずっとサメ映画してるのでサメ映画だと思います。
前作より6年おいての作品のためクオリティも数段上がっておりタイトル以外は何も違和感が無いです。僕が狂った説はあります。
亀が竜に乗る画なんかここ以外で見れること無いと思う。多くの人間はそんな光景を見ずに寿命を終えると思うと感慨深いです。
個人的に気に入ったのは、飛び跳ねるだけの貝と、「じゃあもっと頑張ればいいんだ」と、ブラック過ぎる「人間大好き!お陰で目が増えたから!」という奇形魚の発言です。