監督がロブ・コーエンなので自ずとどういう映画になるかは想像つくが、相変わらず映像にしかこだわりがないのを再確認。
都合のいい箇所は多々あるが、こういうパニック映画はそれで問題ない。
問題なのは薄っぺらいキャラと、勢いで最後までもっていくことだ。
テロリストたちがまったく恐怖に感じず、自滅してるシーンもある。
一方それを食い止める弟も、どこが気象学者だというヤンキーな風貌。
これはもう笑わせに掛かっているとしか思えない。
ハリケーンを使ってのアクションぐらいしか見どころはないが、ラストは合理的な解決なのでそこはしっかり見れる。