オーウェンさんの映画レビュー・感想・評価

オーウェン

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マイ・ガール2(1994年製作の映画)

2.4

前作で完結した内容のはずだが、無理矢理な後付を取ってつけたかのような物語。
まあこれもヒットしたからすぐ続編をという、製作者の思惑が見得見得だ。

わずか3年でこうも変わるかというくらい成長が早く、子
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リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.7

原題の現実は厳しいという言葉通り、仕事に恋に悩む4人の若者を描く青春ドラマ。

大学の卒業から就職しても4人は同居生活を続けている。
その中には仕事する者もいれば、無作為に生きる者もいる。

冒頭から
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4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

3.5

著名なピアノ教師と、刑務所に収監された天才のピアニスト。
最悪の出会いから、二人は師弟としてピアノに情熱を。
だがその入れ込みようから、お互いが反発していく。

一方が反抗するというのはよくある構図だ
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ジキル&ハイド(1996年製作の映画)

2.4

怪奇古典でもある「ジキル博士とハイド氏」。
これまでは主役であったジキル博士だが、今作は博士の屋敷で働くメイドの視点から描く新たな解釈。

ただこれが成功してるとは言い難い。
ゴシック風味はよく出てい
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アドレナリン・ドライブ(1999年製作の映画)

2.5

今の矢口監督からは想像できない巻き込まれ型の映画。

この作品の次の「ウォーターボーイズ 」から本格的に知られるようになるのだが、こういうテーマ自体演出に合わないのか。
見ていても停滞感がすごくある。
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ホーム・スイート・ヘル/キレたわたしの完全犯罪(2015年製作の映画)

1.7

もはやキャサリン・ハイグルは主演すれば即ラジー賞の候補に挙がるぐらいの貫禄がある。
もちろんそういう類やお軽い中身のものしかオファーが来ないと知ってのことだろうが。

この作品も夫の浮気相手を殺すよう
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ブレンダン・フレイザー 追撃者(2013年製作の映画)

2.3

邦題に俳優の名を冠するのはあまりよろしくないが、特にこのころは落ち目のブレンダン・フレイザーの名を出されてもね(笑)
話は非常にシンプル。

森林保護の男が伐採に反発して衝突し、業者を事故死させ刑務所
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.3

ハリウッドで女優を目指すミアと、ジャズピアニストとして大成を目指すセブ。
二人の夢と恋の行方を描く。

スタジオとロケで歌い踊るミュージカルのため、「シェルブールの雨傘」や「雨に唄えば」など、幾つもの
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ルール(1998年製作の映画)

2.7

「スクリーム」や「ラストサマー」で散々使われた設定を惜しげもなく出してくるティーンホラー。

犯人はフードを被り常に顔は見せない。
近くにいるはずなのに最後の最後まで犯人が誰かを明かさない。

きちん
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バーニング(1981年製作の映画)

3.5

キャンプ地の学生たちを殺しにやってきたクロプシー。
顔に火傷を負った恨みから学生を巨大バサミによって惨殺していく。

13金に代表される80年代ホラーの中ではオーソドックスにまとまっている。
残酷描写
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プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.7

自転車映画は意外と数が少なく、思い出すのはケビン・ベーコンが主演した「クイック・シルバー」ぐらい。
ロードレースやメッセンジャーぐらいにしか使える要素がないために、本数が少ないのだろう。

メッセンジ
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シリアル・ママ(1994年製作の映画)

3.5

実話というが、多分に脚色はされているのだろう。
この映画通りに物事が進んだら、それこそ警察がマヌケということ(笑)

ボルチモアに住むベヴァリー一家。
ママは規則から外れたことが大嫌いで、何人もの人間
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ハウンター(2013年製作の映画)

2.5

リサはいつの頃からか、同じ毎日の繰り返しを過ごしている。
それは16歳になる誕生日の前日のこと。
そしてなぜか家の外に出ることが出来ない。理由は家の中に住む姿の見えないもう一人の少女の存在。

相変わ
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アウトバーン(2016年製作の映画)

3.0

至極単純で分かり易いB級アクション。
恋人が重い病を患い、それを助けるのには大金が要る。
ケイシーは悪の道から足を洗っていたが、再び仕事を受けることに。

主演のニコラス・ホルトはマッドマックスでもカ
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ホテル・ニューハンプシャー(1984年製作の映画)

2.5

内容が一向に見えてはこないので、かなり眠気におそわれた作品。

中身がないとは言わないが、中途半端なコメディドラマにしてしまう意味がない。
とても笑えない中身があるのもその証拠。

ジョディ・フォスタ
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あの日、欲望の大地で(2008年製作の映画)

3.1

見ていてほとんど関係のないような二つの出来事。

中盤辺りからもしやと思い、終盤には実はつながっていることが確認できる。

「21グラム」の脚本家ギジェルモ・アリアガの監督デビューは、同じように時間軸
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バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー(1984年製作の映画)

3.3

このタイトルだけでも何となくハチャメチャな感じが伝わるが、主役のバカルーのキャラ設定もすごいものがある。

科学者でありながらロックグループのヴォーカルという職業。
そのバカルーと研究員が、地球に飛来
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會議は踊る/会議は踊る(1931年製作の映画)

3.5

ナポレオンが失脚したその処遇を求めて行われたウィーン会議を基にしたオペレッタ映画。

実際この会議は歌い踊ってを各国のトップが満喫していたらしく、そのせいで実際の日数より延びた。
これを逆手に取り、ロ
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LIVE AND DIE リヴ・アンド・ダイ(2013年製作の映画)

2.5

警官が馴染みのダイナーに入ると何やら様子が違う。
実はそこには強盗団がおり、時間と共に警官隊がダイナーの周りを囲み始める。

規模は明らかに小品なのだが、そこに対しては二転三転する仕掛けを施している。
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.5

「それを作れば、彼がやって来る」。
その声を頼りにとうもろこし畑から野球場を建設。そして"彼"がやってきた。

おとぎ話のような設定ながらも、そんなことは進むにつれ気にならなくなってくる。
それは描き
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ル・ブレ(2002年製作の映画)

3.1

囚人と看守の間柄ながらも、長期の囚役で親しい中になったモルテスとレジオ。
頼んでいた宝くじが大当たりで1500万ユーロを手に入れた。
ところがレジオの妻がアフリカに行ったので、追いかけるため脱獄へ。
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僕の大切な人と、そのクソガキ(2010年製作の映画)

3.2

ものすごい的を得た邦題だが、コメディというジャンルでは到底ないのでその辺を期待すると肩透かしを食らう可能性大。

理想の女性モリーと出会ったバツイチのジョン。
だが彼女には息子がおり、しかも極度のマザ
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バニシング(2017年製作の映画)

3.3

基本ジェラルド・バトラー主演作はトンでもな中身だが、配給がイギリスということもあり、かなりシンプルな内容。

灯台守の仕事に就いた3人の男たち。
そこへ流れ着いた漂流者と金塊の詰まった箱によって、3人
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スコーピオン(2001年製作の映画)

2.8

ラスベガスの街を闊歩するプレスリーの格好をした5人組。
そこはプレスリーのそっくりさん会場だが、彼らの目的はカジノの金庫の強盗。
計画は成功するが、仲間の一人が裏切りを敢行する。

前半30分くらいは
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ダーク・スティール(2002年製作の映画)

3.5

主演がカート・ラッセルって事でB級な感じがプンプンでしたが、なかなか骨太なサスペンスに仕上がっていた。

ラッセルの悪徳刑事がいかにして自分の間違った行為にケリをつけるかを焦点に、周りの同僚刑事や犯罪
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.2

「アベンジャーズ」の1,2を見て思っていたのは、どう考えてもヒーロー側が強すぎるということ。
確かに危機には遭うのだが、どこかしら死ぬわけないしと冷静に見ていた部分がある。

だったら敵の敵は味方と言
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ブレインスキャン(1994年製作の映画)

2.0

「T2」のジョン・コナーでしかその名前を聞かなかったエドワード・ファーロング。
他の作品に出演したのを聞かないのは、やはり作品の内容に問題が(笑)

謎のソフトであるブレインスキャンを手に入れたマイケ
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超高層プロフェッショナル(1979年製作の映画)

2.7

高層ビルで起こった転落事故。
彼の遺志を継ぐことを決意し、期限までに鉄骨を組み立てようと職人たちは団結する。
しかしライバル業者は期限を過ぎれば仕事が回ってくるため、妨害工作を仕掛けることに。

タイ
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きみの色(2024年製作の映画)

3.5

トツ子ときみとルイの3人がバンドを組む過程。
学生時代の青春模様が実に眩しい1作。

ただ学生とはいっても違うのは、キリスト系の女子高という部分。
当然規制に厳しくて、病気を偽って仲間を部屋にいれるだ
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ザ・トーナメント(2009年製作の映画)

3.0

架空の世界で繰り広げられる殺し屋のNO1を決める競技トーナメント。
ほとんどゲームの世界だが、中身は随分と現実的なアクションで固められている。

主役がロバート・カーライルで間違いはないのだろうが、一
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ファイナル・カット(2004年製作の映画)

1.5

人生の一生を記録できるチップが頭の中に埋め込まれている未来。
人間が死ぬとその一生を映像に残すために編集する男アラン・ハックマン。

そんなハックマンが編集の際に偶然見つけた子供のころのトラウマ。
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セッション(2014年製作の映画)

4.7

J・K・シモンズがオスカーを取ったことや予告編の異様な迫力を目にして、さもすごいものが見れるだろうと思っていた。

でも出来上がったものを見るとその期待は良い意味で裏切られる。
いや圧倒させられるとで
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テラー・トレイン(1980年製作の映画)

3.2

いかにもな80年代のホラー作品だが、ジェイミー・リー・カーティスの絶叫クイーンぶりも相まって最後まで楽しめる。

若者たちが貸し切った列車で旅行中に、3年前に起きた事件の被害者が殺して回るという筋書き
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白と黒のナイフ(1985年製作の映画)

3.3

邸宅内で莫大な遺産を持つ妻が殺される。
遺産が引き継がれる夫に嫌疑がかかり警察側が告発して裁判へとつながっていく。

夫にジェフ・ブリッジス。彼の弁護をするのがグレン・クローズ。

とにかく単なる法廷
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かくしごと(2024年製作の映画)

3.0

千紗子は父親の認知症の連絡を受け実家に里帰り。
そこでかつての親友と飲んだ帰りに車で事故を起こし、巻き込まれた少年を息子として匿うことに。

タイトルの意味は「隠し子と」に置き換わる。
そこで父親と娘
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ビッグ・トラブル(2006年製作の映画)

3.2

サイモン・ペッグが目に付いて見たのだが、だましだまされの映画では何とかまとまった方ではないか。

金に目がくらんで牧師を揺さぶろうとする、アホな男コンビ。
そこに一人の女性も加わり、計画は完璧だが小さ
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