オーストラリアの歴史の勉強
太平洋戦争の頃のダーウィン。
侵略に来た日本軍も少し出てきました。土地を破壊し、アボリジニーの親戚を殺した悪役として。
乾いた大地に恵みの雨をもたらしにやってきた白人レディ。
戦火で浄化され、黒人差別が消えたバー。
召使いをレイプし、子どもを捨て、人を殺し騙してきた警官の悲惨な死に方。
善悪がハッキリしていて、全体的にハッピーエンドな物語でした
最後に、アボリジニーの親子が「もう旅を終えて私たちの国に帰る」と言って白人主導の世界から去っていく場面が印象的だった。
この映画を観てたら、見えないけど大きな力がそれぞれに働いてることが感じられた。
今回は、主役の白人たちを味方につけたアボリジニー目線のストーリー。
あの大きな戦争が起きなければ、あのお祖父さんはずっと牢屋に閉じ込められてただろうから。
姿を消したり、土地の水の流れを変えたり、動物に気持ちを使えたり、悪霊を追い払ったり利用したり、精霊と交信してそんな能力も使えるアボリジニーのまじない師お祖父さんでした。