【あなたは〈彼女〉を、体験する。】
1960年代のフランスで、遊び相手とのセックスで妊娠してしまった大学生の女の子が、子どもを堕ろそうと葛藤するお話。
評判が良かったから内容を何も知らずに、きっとジャケットの女の子の『あのこと』=青春時代の恋愛か何かのお話かな?と鑑賞したら、青春時代のお話に違いはないんだけど、何ともどこにも行き場のない文字通り『あのこと』のお話だった。
とにかく画面にほぼ悩む主人公しか映らないから、リアルな追体験を余儀なくされる息苦しい映画。
ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞(最優秀作品賞)
うーむ。
例えば、この映画を2回3回観る人がいるとして、どういう気持ちで観るんだろう。