冒頭の大が川原でサックス吹いてるシーンで
大の荒削りだけど胸に刺さるサックスの音が素人の私にも伝わってきてめちゃくちゃいいのに、
しんしんと降る雪の映像とヒョオーッていう吹雪みたいな音がミスマッチで不安に…。
風もなくしんしんと雪が降ってる時って雪が音を吸収してめっちゃ静かになると思うんだ…。
そういう、ほとばしる情熱がビシビシ伝わる部分と
こだわりが足りないと思わされるシーンが
全編通してけっこう入り乱れてるのがとても惜しいと思った。
特に他の人も言ってる3Dはどうしちゃったんだろう?
3Dで演奏するアニメは思いつくだけでものだめカンタービレ、ピアノの森、アポロンの坂道とか良く出来てるのに…。
なんだか制作陣の連携不足を感じますね。
コロナ禍と制作期間がぶちあたって色々あったんだろうなあ。
(しかし同時期のスラダンは良く出来ているという…)
とりあえずめちゃくちゃよかったのは
上原ひろみさんが担当されたという音楽部分と
主演の俳優陣の声。
やっぱり俳優さんが演じると上手い下手の向こうにある実在感というか生っぽさが伝わってきてとても良い。
原作は未読。
ストーリーはちょっと説得力に欠けるところがあるというか、
気合とかやる気だけで乗り切っちゃってるようでやや物足りなかった。
ジャズはパッションっていうイメージはたしかにあるけど
もっと技巧的なところを理詰めで考えるシーンがあってもいいんじゃないかしら。
(一部なくはなかったけど)
原作ではそういうところももっと描かれてるのかな?
感想の言語化がすごくて思わずコメントしてしまいました! 最初の雪のシーンの音と3D、気になりすぎましたよね 笑
みかんさん、コメントありがとうございます! 元々言語化が下手でうまくなりたくて感想書くようになったので、 そう言ってもらえてすごく嬉しいです! 特に3Dに関しては制作サイドも悔いが残ってるんじゃないかって思うようなクオリティでしたね…。