ときたまごsssさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

彼女たちはツキ続けているから2人なら大丈夫だと思いたいのですが、このラストを受け止め切るのは難しいですね
リドリー・スコット御大と彼が呼ばれている所以を理解できました。

男であり、男であることを自分
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

-

『Here』同様、朦朧として登場人物やあらすじすらもわかりませんでした...

自宅で鑑賞できる機会を待とうと思います...

このハンバーガー、ピクルス忘れてる。(2023年製作の映画)

3.5

タイトルはサリンジャー『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる』より

『違う惑星の変な恋人』が最高だったので、こちらも見たのですが、自分の期待とは少し違っていた作品でした(ただ、この日は少々寝不足気味
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告白(2020年製作の映画)

3.5

公開当時シネマート新宿での"のむコレ"での上映くらいしか都内で機会がなく見逃してしまった一作

「からだのアザが消えるのは、内側に深く入り込むからです」

児童虐待をする大人は、その暴力を目の前の子供
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.7

梟の特性

社会が荒廃すればするほど研ぎ澄ました心で世界を見つめることができる、そういった人間でいられなければならないなと思わされました

余談ですが、主人公ギョンスが宮廷に仕え始めたときから面倒を見
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

序盤は笑いながら見ていられたのですが、映画が進むにつれてボーがかわいそうでならなくて頭を抱えてしまいました😭😭😭

アリ・アスターとホアキン・フェニックスの恐るべき才能は疑いようがないと思います

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Here(2023年製作の映画)

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これまで映画館で数百もの映画を観てきましたが、本作鑑賞時ほど寝てしまった作品は数えるほどしかありません...
登場人物やあらすじすらもわかりませんでした

自宅で鑑賞できる機会を待とうと思います...

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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原作未読

面白かったのですが、わからないことが多かったように感じていて、何をここに書けばいいのかがわかりません。
それがベラの肖像なのかもしれませんが、避けられないもの(外面美や他者というものについ
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Firebird ファイアバード(2021年製作の映画)

3.6

バレンタイン映画鑑賞

映画鑑賞後に知ったのですが、本作がエストニアにおける同性婚の法制化を後押ししたのですね

まずはじめに舞台がソ連占領下のエストニアであるにも関わらず、本作で使用されている言語が
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

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下記レビューは通常カラー版のレビューの転記です

すさまじい!!!
僕は怪獣映画に特に関心はなく、ゴジラにも思い入れはないのですが、呉爾羅(ゴジラ)が登場した瞬間にこの映画はとてつもない!とわかるほど
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運命のマッチアップ(2019年製作の映画)

3.5

公開当時シネマート新宿に見に行けなかった作品

グッとくるところもあるのですが、悪い意味で日本のドラマのようでした。
そもそも映画ではなくドラマにすれば良かったのにと思ってしまいます

たしかに主演の
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.7

自分のことしか考えておらず、家族を自分の所有物だと思っている振る舞いの父と、子供たちに愛情はあるものの赤ちゃんの世話と出産のために余裕のない母、そして無口な妹を疎ましく思っている2人の姉。
家庭に居場
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違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

3.8

面白い!!これは必見!!
上質なグダグダ群像劇

ベンジーを演じている中島歩さんやグリコを演じている筧美和子さんは実際めちゃめちゃモテるだろうなと本作を見て思ってしまうくらい人間関係にダラしない感じを
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

原作漫画未読

ジャンル:ヤクザ青春映画
カラオケ映画のマスターピース🎤
そして
"齋藤潤"という名の輝く原石発掘!💎

面白い!!
『ヤクザと家族』でも主演をつとめていた
今や日本を代表する俳優の1
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

-

期待して観に行きました

睡眠時間はばっちり、体調も整っているはずなのに序盤はとにかく眠たい😴
映画が進むにつれて目は冴えたのですが、本作は僕が挑戦するにはまだ早かったです
まったく食らいつけない..
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

日本的情緒を学び、"足るを知る"男・平山
朝の缶コーヒー。仕事を黙々とこなし、技術向上のための研究も怠らず、流行に流されない自分の好きな音楽を愛し、馴染みの飲み屋、スナック、銭湯、古本屋に通う生活。
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.6

これぞ韓流スター イ・ビョンホン!!

2023年 韓国映画動員数
韓国国内 第3位の本作

コンクリートやアスファルト(これらがそのまま「人間」「資本主義」「文明社会」などのメタファーであると捉えて
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.6

原作漫画、アニメともに一切未鑑賞

新所沢レッツシネパークでの最後の映画鑑賞となったかもしれません🥲

冒頭の二〇三高地線の戦場シーンは、日本の多くの戦争映画(そもそもあまり思い浮かびませんが...)
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.6

(『枯れ葉』に続いて1日2作目の鑑賞)

原作未読

自伝小説の映画化

「人間関係不得意」というより「人間生活不得意」ともいうべき男・ツチヤタカユキ

フードコートで5秒毎にタイマー鳴らしてる姿は"
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枯れ葉(2023年製作の映画)

-

眠くて仕方なかったので、また後日、自宅鑑賞しようと思います😢

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

3.6

韓国の司法を動かした1作

権力者たちによって腐敗させられた司法と社会
そして自分も甘い蜜を吸うため/自分が被虐者側にならないように、権力と暴力の構造に進んで取り込まれようとする"一般の"市民たち
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

う〜ん...
「こういった結末の映画を作るな」だなんて野暮なことは言いませんが、本作においては、メインキャラクターのミアの属性や状態(母の死を受け止めきれていないこと。他者との健全な関係の構築に難があ
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共謀家族(2019年製作の映画)

3.6

(公開当時、都内では新宿バルト9くらいでしかやっておらず観に行くことができなかった作品。『ほつれる』に続いて1日2作目の鑑賞)

2013年のインド映画『Drishyam』(邦題『ビジョン』)のリメイ
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.6

公開時、見逃してしまった1作

田村健太郎さん演じる文則の、"本当に大切なものをなにひとつわかっていない男"のリアリティが素晴らしい

不倫相手ではなく"好きな人"

ただ本作自体が映画『ドライブ・マ
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ミツバチと私(2023年製作の映画)

3.6

2年前に同じ映画館で鑑賞したドキュメンタリー映画『リトル・ガール』を想起しました

原題は"20000種のミツバチ"という意だと思いますが、ルシアの物語においてミツバチたちが果たして何だったのか、さっ
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.9

(『ファースト・カウ』に引き続き、1日2作目の鑑賞)

新年早々に最高の恋愛映画を観てしまった!!💗

「妻にバレないとしたら浮気する?」
「しない」
「どうして?」
「自分にバレるから」
これだよお
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.7

静かで大人な映画
(序盤はかなり眠たかったです)

僕は牛乳そのものが飲めず、ホワイトシチューやヨーグルトも10年くらい口にしていないほど、あの白い見た目と風味が嫌いなのですが、加工されて見た目も風味
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赤い糸 輪廻のひみつ/月老 また会う日まで(2021年製作の映画)

3.7

2024年 新年最初の映画鑑賞!

『あの頃、君を追いかけた』でお馴染み
ギデンズ・コー監督脚本作品
ラブコメバトルファンタジー

タイトルは原題に忠実な邦題サブタイトル『月老〜また会う日まで〜』だけ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

今年の誕生日に添える1作としてチョイス

僕はウェス・アンダーソン監督作品は直近の映画館上映作2作『フレンチ・ディスパッチ〜』と『アステロイド・シティ』しか見ておらず、どちらもハマらなかったのですが、
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市子(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

どんな映画でも、なるべく多くの感想を書き表したいと心掛けているのですが、これはちょっとよくわからないというか、何と言葉にすればいいのかというか、むずかしいです

ただ僕でも言えることは、とにかく杉咲花
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.7

原作未読

僕の近くの座席に、別々にそれぞれのお母さんに連れられてやってきた小学生の男の子と女の子がいて、その子たちはまだ映画館という場所に慣れておらず、映画を観ながらお母さんに話しかけていたので、彼
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ほかげ(2023年製作の映画)

3.6

「戦争が、終わったんだ...」

『ゴジラ−1.0』と同じく第二次世界大戦後の日本
主要登場人物のほとんどは自らの手で戦争を終わらせることなど到底できない市民たちであり、そういった意味合いで『ゴジラ−
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.5

これはシブい...
映画は面白くもなんともありません。
それは人生の最期には美しさなんてないのは当然で地味にひっそりと死ぬだけだという現実を描いているからであって、面白くないから映画として優れていない
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

すさまじい!!!
僕は怪獣映画に特に関心はなく、ゴジラにも思い入れはないのですが、呉爾羅(ゴジラ)が登場した瞬間にこの映画はとてつもない!とわかるほどでした
ゴジラ映画として"ゴジラが恐ろしいこと"以
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.7

公開時、たしかTOHO系列でしか上映されておらず観に行けなかった作品

まずはじめに、いくら同シリーズとはいえ
1作目『search/サーチ』(原題Searching)
本作『search/サーチ2』
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

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(『シチリア・サマー』に続き1日2作目の鑑賞)

簡単に片付けられないように思うので、また観ようと思います