ときたまごsssさんの映画レビュー・感想・評価

ときたまごsss

ときたまごsss

ゆきてかへらぬ(2025年製作の映画)

3.5

説明不要の俳優である広瀬すず、岡田将生(それぞれ長谷川泰子と小林秀雄役)と三角関係となる中原中也役に木戸大聖が抜擢

僕は木戸さんのこれまでの活動を知らなかったので、まずこの配役に意外性と新鮮味を感じ
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あしたの少女(2022年製作の映画)

3.6

公開時に見逃してしまったため、今回配信サービスにて鑑賞

次のソヒが笑顔で踊っていられるようにするために社会を作り変えるにはどうしたらいいか

何よりも大切なものたちを見失わないように

ノー・アザー・ランド 故郷は他にない(2024年製作の映画)

3.6

イスラエル軍と入植者による剥き出しの暴力

パレスチナ人の小さな村の家屋や小学校を彼らを迫害するためだけに重機で押し潰す、村人を銃撃する、井戸を埋める、といった非人道的行為の数々がおさめられているドキ
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.8

(『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』を映画館で鑑賞した後、自宅で本作を鑑賞)

イギリスBBCが選ぶ
「21世紀 最高の映画100本」でNo. 1

Filmarks登録後1000作目の新規鑑賞を本作にし
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ザ・ルーム・ネクスト・ドア(2024年製作の映画)

3.7

色彩・画角・脚本(文学性)のクオリティが高く、とりわけ色彩感覚(ファッション・インテリア)が特に素晴らしい

マーサ(演:ティルダ・スウィントン)の緑とイングリッド(演:ジュリアン・ムーア)の赤

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聖なるイチジクの種(2024年製作の映画)

3.5

『白い牛のバラッド』や『君は行く先をしらない』に続き、例に漏れず、政府と宗教・伝統社会の腐敗を描き、魔の手から逃れるためには国外に脱する必要があるイランからまた1作

家父長制が足元を掬われ崩れ落ちる
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野生の島のロズ(2024年製作の映画)

3.6

字幕版を観たかったものの吹き替え版で鑑賞

『ロボット・ドリームズ』に続くロボットアニメーション

世界は美しいところなんだと思わせてくれる(CG)アニメーション映画の系譜
(ヒトのキャラクターは出て
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.8

ドッグが主人公の器ではない(つまりは多くの観客同様に凡人であること)からこそ、この映画が「人生」という輝きを帯びている!!

クライマックスでは涙目です

もうEarth Wind & Fireの『S
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

3.5

戦闘シーンは刃物による惨い攻撃が多く見ていられない

エンタメ/アクション映画で血を見たくないなと思いました

ある意味では本作も戦争映画ではあるのかもしれませんが...

それと
荻野目洋子の『ダン
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

3.6

『ラストマイル』などの塚原あゆ子監督×坂元裕二

キャラクター造型, セリフにあまり関心できない
坂元裕二がやっているのは大衆のレベルに迎合し視聴率をとるためのドラマの手法だと思ってしまった
(『怪物
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シュリ デジタル・リマスター(1999年製作の映画)

3.7

今や世界にその名を轟かせている韓国映画/映像作品の先駆け的存在である本作🐟(『ペパーミント・キャンディー』も同年公開)

権利関係が複雑で長らく再上映や配信ができなかったということですが、監督の努力に
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ガッデム 阿修羅(2022年製作の映画)

3.5

公開規模が小さく見逃してしまった1作

現実はゲーム/フィクションと違って、セーブができない、リセットできない、何度もやり直せない、とよく言われますが、少なくとも1回はその人生をやっていけるのだという
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蝶の渡り(2023年製作の映画)

3.5

この頃、日本でも公開が続いているジョージア映画🇬🇪

故郷で仲間たちとともに羽ばたけるのが蝶にとって最も幸せであるということ

その風を吹かすためにバタフライ・エフェクトを起こす芸術

ニナを演じたタ
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キノ・ライカ 小さな町の映画館(2023年製作の映画)

3.6

ヘルシンキから北西に車で1時間
人口約9000人の村カルッキラ

名匠と呼ばれている(僕はまだ『枯れ葉』しか観ていない)アキ・カウリスマキが掃き溜めと呼ぶ、愛すべき自然豊かなこの村に、恩返しをしようと
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型破りな教室(2023年製作の映画)

3.7

Radical

物質的に豊かになっても試験/受験(→就職)のための勉強しか頭にない人々に観てもらいたい映画

教師という職業が成さなければならないのは、生徒のテストの点数を上げるという表面的なことで
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最悪な子どもたち(2022年製作の映画)

3.5

(『ありふれた教室』に続き1日2作目の鑑賞)

ここのレビューを読んでいると、本作を、荒れた地区の少年少女たちをキャスティングして映画を撮るドキュメンタリーだと思っている方が多く見受けられますが、本作
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.7

第一に映画はフィクションであるという大前提を承知の上で、僕たち日本人が見習わないといけないドイツ/西洋のメンタリティを感じられる作品

まず自分の考えをはっきりと主張すること
一個人の自我と自我がぶつ
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おんどりの鳴く前に(2022年製作の映画)

3.5

近年
『アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ』
『ヨーロッパ新世紀/R•M•N』
と傑作を放っている🇷🇴ルーマニアから

冴えない駐在が田舎の闇と自身の正義感に"じわじわ"と気付く睡魔系サスペン
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アンデッド/愛しき者の不在(2024年製作の映画)

3.5

死者が再び動き出すというスリラー/ホラー的な映画としては珍しいほどスローで起伏の少ない展開
それがFilmarksでのスコアが低い理由なのだと思います

あの世から死者がもどってくるというよりも、この
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満ち足りた家族(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

綺麗なカットが多く映像作品として質が高いとは思いますが、大衆作品とはいえ"子供の罪を隠蔽することこそ愛だと思い込む"という幼稚でありきたりな感情から先に進んだところに最低ラインをひいたストーリーが観た>>続きを読む

ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

3.7

時は全てを癒してくれる...
でももしも時間が病気だったら?

ずっと観てみたかった1作

もう二度と癒えない傷を負っている人類の歴史
それでも生まれてきた
あなたには天使が見える
あるいは、あなた自
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室町無頼(2024年製作の映画)

3.6

原作小説未読

僕は時代劇にポップさを期待していないので本作のBGMやリアリティを損ねるだけの超人描写(蛙の修行の無茶苦茶さ)には悪い意味で漫画原作の『キングダム』シリーズが被りました

とはいえ悲惨
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

3.6

主人公のローレンスは、まだ未成年という一点だけでゆるされているゴミクズクソ野郎

彼には父親のことやNYU不合格なんかよりも恐ろしい破局を見させることもできたのに、そんな目に遭わせなかった監督はやさし
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(2025年製作の映画)

3.7

原作未読

おじいちゃん映画

僕は「敵」というのは、詐欺メールが老齢の儀助の日々を侵食し、エコーチェンバーのようにその一部となって、さらに儀助の認知機能の低下も相まって〜といったところだろうと思いな
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アナログ(2023年製作の映画)

3.5

公開規模は小さくなかったにも関わらず見逃してしまった1作

大衆恋愛映画
こんなドラマとしてありきたりなラヴストーリーを、わざわざビートたけしが書く必要が全くわからない...
(もちろんこんな話が現実
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ペパーミントソーダ 4K修復版(1977年製作の映画)

3.6

規律と反抗
(ロー)ティーンを描いた映画といっても、彼女たちとの共感を狙っていないような作品
ファッションと小物のパステルな可愛さと、展開・未来が不安定で色々とよくわからない不気味さ

フレデリックを
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オマージュ(2021年製作の映画)

3.5

公開時ヒューマントラスト有楽町に観に行けず逃してしまった1作

『パラサイト』の家政婦役など脇役のおばちゃんとして大活躍しているイ・ジョンウン主演作!
(タイムマシン3号の関がモノマネしているように、
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

3.8

(『アット・ザ・ベンチ』に続き同日2作目の鑑賞)

話題となっているように必見のドキュメンタリー作品

暴力というのは世界の複雑性や並行性を認められない時にふるわれるものであるのだと僕は思っています
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アット・ザ・ベンチ(2024年製作の映画)

3.7

弱冠33歳 映像業界の星
奥山由之監督の商業映画デビュー作
(昨年公開の傑作『ぼくのお日さま』の奥山大史監督の兄)

A_o & 中島セナで話題となったポカリスエットのCM『でも心が揺れた。/でも君が
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バグダッド・カフェ 4Kレストア(1987年製作の映画)

3.7

名作と名高い1作
4Kレストア版上映ということで遂に鑑賞

好みがはっきりと分かれそう

シスターフッド映画というか
なんだか良心的な映画だなと思いました

私にふさわしいホテル(2024年製作の映画)

3.6

2025年元日の映画鑑賞
原作未読

劇場に笑いが起こっていましたし、リラックスして見られる邦画コメディです

のん/能年玲奈演じる中島も面倒でとても性格が良いとは言えないのにも関わらず、見ていてイラ
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リフレクション(2021年製作の映画)

3.6

2024年最後の映画鑑賞
公開時イメージ・フォーラムに観に行けず見逃した1作

すでに2014年に始まっていたクリミア危機・ドンバス戦争に外科医として従軍したセルヒーが捕虜となり、残虐非道な拷問を目撃
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ゲームの規則 4Kデジタルリマスター版(1939年製作の映画)

3.6

本作は映画史に残る傑作と映画人、批評家連中に評価されているようですが、僕にはその面白さがいまいち伝わってきませんでした

メリークリスマス🎄

正体(2024年製作の映画)

3.6

原作未読

藤井道人監督は日本の実写映画監督の中でも、かなり知名度が高い監督の1人になりましたが、彼の作品は毎度毎度エンタメによりすぎていて映画というよりドラマスペシャルです
本作も例に漏れず

ミュージック(2023年製作の映画)

3.5

これはなんだ??
おめめパッチリで鑑賞しているのに、自分は寝ていたんじゃないかと思ってしまうほどわからない

ラブ・アクチュアリー 4Kデジタルリマスター(2003年製作の映画)

3.9

アクチュアリーというよりファンタジーだとは思いますが、僕はこの映画が観られて幸せです😭
今年はじめて観た旧作映画の中でナンバーワン

異性愛・性愛中心の社会に居心地の悪さを感じている人にとっては、本作
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