ときたまごsssさんの映画レビュー・感想・評価

ときたまごsss

ときたまごsss

ミュージック(2023年製作の映画)

3.5

これはなんだ??
おめめパッチリで鑑賞しているのに、自分は寝ていたんじゃないかと思ってしまうほどわからない

ラブ・アクチュアリー 4Kデジタルリマスター(2003年製作の映画)

3.9

アクチュアリーというよりファンタジーだとは思いますが、僕はこの映画が観られて幸せです😭
今年はじめて観た旧作映画の中でナンバーワン

異性愛・性愛中心の社会に居心地の悪さを感じている人にとっては、本作
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アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師(2024年製作の映画)

3.6

韓国のドラマ『38師機動隊』をベースにしたエンタメ映画

『ゴールド・ボーイ』で"美しすぎる犯罪者"役の地位を確立した岡田将生
本作もエンタメ映画なのに、彼はもはや発光していて、美貌で売っているような
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死を告げる女(2022年製作の映画)

3.4

たしか都内ではシネマート新宿の「のむコレ」くらいでしか劇場上映がなく見逃してしまった本作

邦題『死を告げる女』最悪!!
原題・英題は「最終走者」という意味と「ニュースキャスター」という意味の『アンカ
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動物界(2023年製作の映画)

3.7

素晴らしいVFX
そして家族の母ラナ(台詞は一切ない)や、曹長、そしてADHDのトリックスター的ヒロインの同級生など、女性キャラクターの人物像の深みが本作の大きな特徴

ヒロインはとにかく素敵な子なの
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ニッツ・アイランド 非人間のレポート(2023年製作の映画)

3.5

ほぼ全編オープンワールドゲーム世界内の異色ドキュメンタリー
中盤で少し寝ました

ヴァーチャル空間でなら、人は日常と社会の中でのしがらみから解放されて自由になれるのか?
本当にやりたいことがやれるのか
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.6

あまりよくわからなかった

ジェーンを演じたナスターシャ・キンスキーがどれだけ綺麗だとしても映画として評価に値するのかはわからない

ゴンドラ(2023年製作の映画)

-

全編セリフなし(Yes!のみ)
予備知識はポスター(とFilmarksの本作ページ)のみだったので驚きました
絵本みたいで、少し好みが分かれそうな映画

人生というのは、たとえ近くにいる人とでも、すれ
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対外秘(2022年製作の映画)

3.7

権力闘争ノワール

これでもかというくらい主要登場人物が悪党ばかり
彼らの肚にあるものこそ、まさに対外秘

悪に突き進む者たちの領域では「他人を信じる」という人間の美徳こそが自らの身の破滅に直結する弱
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『SHOGUN 将軍』 エミー賞(R)受賞記念上映 第一話、第二話(2024年製作の映画)

3.7

これが真田広之がやりたかったことを実現させた『SHOGUN』か〜

近年では、リアリティもなければ漫画的ファンタジーの演出も薄い中途半端な漫画実写バトルアクションが日本で大衆人気を誇っていますが、それ
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マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説(2021年製作の映画)

3.5

庶民が吟味して手を伸ばせば届くようなそんなとてもいい価格帯で洋服を展開しているイメージのあるマリー・クワント

個人的な課題として、ファッションデザイナーという職業と、その業界で働く人たちの、その思想
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トラップ(2024年製作の映画)

3.6

高校生や大学生の友人同士が、何か映画でも観るか〜といった感じで観て、終わった後はファミレスとかカフェチェーンでおしゃべりをする、そんな(幸せな)日常で楽しむようなエンタメ映画

個人的には監督の前作『
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リトル・ダンサー デジタルリマスター版(2000年製作の映画)

3.7

これぞ金曜ロードショー担当者好みの名作

さっさと放送予定に組み込むべき

2度目のはなればなれ(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

今年6月日本公開の『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』に続くイギリス老人遠出系映画
(どちらも本国では昨年2023年公開の模様)

グレンダ・ジャクソン遺作
マイケル・ケイン引退作

ハートウォーミン
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SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

3.6

すべての先に行く凪
彼女はなにかをよく忘れる人であり、つまりはなにかをのこしていく人であるということ
ものだけがのこって、彼女がいないときに、もう一度彼女に会えるのか

この頃、日本映画界に若い風が吹
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ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

3.6

原作未読

子供に真っ直ぐな愛とあたたかいまなざしを注ぎ続ける"母"に弱いので涙が...

ろう者の役には、ろうの俳優を起用するという当たり前のことができている点なども◯

吉沢亮が好きだ
(そして子
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

3.8

素晴らしい

せつないラストシーンの未来はHAPPYEND

現代の大衆の2歩先を描くことで、一歩踏み出すことを促すような啓蒙性

子供が大人に変わる時=若者の時間
社会と接続することで、多くのこと(
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.6

あまりにも救いがなくてキツい

世の中が求めているものと違ったがために酷評されているようですが、それだけでなく、わかり切っていたことを延々と見せられ続けているような苦痛を個人的に感じました。

どうし
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エストニアの聖なるカンフーマスター(2023年製作の映画)

-

『ノベンバー』に心奪われ
僕が密かに想いを寄せている🇪🇪ライナル・サルネ(ット)監督の日本公開2作目

勉強不足の僕にはB級映画にしか思えないわけのわからん謎映画
The Invisible Figh
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.7

A24最大規模の映画
クライマックスの攻撃シーンでは生身の人間が生き抜ける場所ではないということをこれでもかと突きつけてくる映像と音

最早"だれ"と"なに"と闘っているのかなんてわからない、ただその
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ソウルの春(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

またも韓国が放った大作現代史映画
2020年以降 韓国国内動員No.1(全映画)
(1300万人超≒130億円超)

傑作

『KCIA』
→本作
→『タクシー運転手』
→『1987、ある闘いの真実』
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犯罪都市 PUNISHMENT(2024年製作の映画)

3.7

人が人を殴っているのに劇場に笑いが起きる『犯罪都市』シリーズ第4弾🇰🇷
韓国本国では前作に引き続き連続1000万人動員(≒100億円超)超えの年間トップ級国民的人気シリーズ
でもシリーズなのにコロコロ
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.5

黒沢清監督のこの手の映画を楽しめない...
『Chime』に引き続き何だかなあ
脚本も粗が目立ちます

社会が信頼を前提として成り立っていることを不思議に思っている人だからこそ、翻って社会を信じている
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

3.9

(『Chime』に続き1日2作目の鑑賞)

後日レビューします

10/21 再鑑賞

Chime(2024年製作の映画)

3.4

習作のように感じました
楽しめなかったです

警官の血(2022年製作の映画)

3.7

劇場公開の規模が小さく見逃してしまった一作

佐々木譲の同名小説原作

悪をもって悪を制す

ネットでの評判はそれほど高くありませんが、この手の警察ノワールにありがちな展開(『最後まで行く』が僕の頭に
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ヒューマン・ポジション(2022年製作の映画)

3.6

社会福祉国家/インテリア/音楽/(石油)
良いところに目を向ければ、まさに"洗練されている"という言葉が似合う北欧ノルウェー🇳🇴🐟

同じ部屋で暮らす若い女性2人と猫
仰向けに寝そべる。壁を見つめる。
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私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.6

公開時イメージフォーラムに観に行くことができず見逃してしまった作品
配給は注目のクレプスキュール・フィルム

モノクロ

社会に虐げられた復讐に社会に死刑を宣告し、トラック暴走により8人の命を奪った2
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.0

人生で1000作近い映画を観てきた中で最も嫌いな部類の作品

僕が監督と同世代の20代後半だからこそ余計腹が立つのだと思うのですが、本作は
生き辛いのは自分じゃなくて世界が狂っているからだとして「その
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赦し(2022年製作の映画)

3.6

劇場公開時イメージフォーラムに観に行くことができず見逃してしまった作品

Filmarksユーザーからの評価が低すぎる...
残酷なことを言いますが『赦し』すら読めない(そして調べて学ぼうともしない)
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ボストン1947(2023年製作の映画)

3.6

1936年ナチス政権下で行われた
ベルリン・オリンピック

日本の朝鮮半島植民地統治により、日本代表選手として日の丸をつけさせられながら当時のマラソン世界新記録を樹立し金メダルを獲得したソン・ギジョン
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宝島(2018年製作の映画)

3.7

夏のレジャーランドでの人間模様ドキュメンタリー

入場料をちょろまかそうと不法侵入を試みる子供たちと、女の子をナンパすることしかアタマにないハイティーンの男の子たちばかりの序盤(見え見えのナンパに微笑
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BE:the ONE(2023年製作の映画)

3.5

(THE FIRSTからBE:FIRSTの活動と音楽を楽しんでいます)

ダンスボーカルグループ
BE:FIRSTはじめてのツアーのライブ映像を中心に組み立てられたファンムービー

ファンの方々や彼ら
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アンネ・フランクと旅する日記(2021年製作の映画)

3.5

恥ずかしながら『アンネの日記』を読んでいないという痛恨の読書遍歴

キティーが日記から飛び出してくるアイディアは素晴らしいと思うのですが、いまいちいろんな部分で乗り切れませんでした

アニメーションは
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ラストマイル(2024年製作の映画)

3.7

『アンナチュラル』 視聴済み
『MIU404』未視聴

上記人気ドラマ2作の野木亜紀子が脚本を務め、それらドラマのキャラクターたちを脇役として登場させ、さらに主題歌に米津玄師を継続起用するという大きな
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