MasaichiYaguchi

SHOGUN 将軍のMasaichiYaguchiのレビュー・感想・評価

SHOGUN 将軍(2024年製作のドラマ)
4.3
ジェイムズ・クラベルのベストセラー小説「SHOGUN」を、新たに映像化した戦国スペクタクルは、関ケ原の戦い前夜の日本を舞台に、徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされた、天下獲りに向けた陰謀と策略の“謀り事”を壮大なスケールで紡ぎ出す。
「トップガン マーヴェリック」の原案を手掛けたジャスティン・マークスとレイチェル近藤らハリウッドの製作陣の手で新たに全10話のドラマシリーズとして映像化された本作では、ハリウッド制作のドラマでは前例にないほど、多くの日本人俳優が出演している。
悪名高い野心家で虎永の側近である樫木薮重役に浅野忠信さん、ブラックソーンの船が発見された漁村の若きリーダー・樫木央海役に金井浩人さん、虎永の最大のライバルである強力な大名・石堂和成役に平岳大さん、夫と子を失った未亡人・宇佐見藤役に穂志もえかさん、虎永が最も信頼し、親友でもある大名・戸田広松役に西岡徳馬さん、鞠子の嫉妬深い夫・戸田文太郎役に阿部進之介さん、虎永の息子で、自分の力を証明することに躍起になっている生意気な吉井長門役に倉悠貴さん、そして、虎永とその息子の権力に終止符を打つ為なら手段を選ばない、太閤の側室・落葉の方役を二階堂ふみさんが演じている。
武将たちが将軍の座をかけて策動し、陰謀と策略が渦巻く戦国時代をドラマチックにハリウッドが本気で描く本作は、血湧き肉躍ります。