michiko

シー・ハルク:ザ・アトーニーのmichikoのレビュー・感想・評価

2.5
MCUフェーズ4のドラマ第7弾であり、ドラマとしてはフェーズ4の最終タイトル。

自分も毎週の各回で感想をアップしていて、1話完結の構成が微妙とか、過去のアメリカンドラマの様なテンポ感や軽さがMCUっぽく無いとかいろいろ思うところがあったが、最終話でもう全てが吹っ飛んだ!笑
あっ、そういう事やっちゃうの!?って。あまりにも衝撃的で破壊力抜群のインパクト。そしてコレは賛否両論あるだろうに笑。自分は好きだけど。

今思えばデッドプールは上手い事線引き出来ていたものだ。ここまでやっていい、これ以上はダメって。さすがシーハルク、それを軽々と超えてきた。まぁここまでの展開はコレが彼女の単独ドラマだから。流石に今後の映画群ではシーハルクが登場したとしてももうこの手は使わないだろう。流石にしらけてしまう。だから「こんな事をしてしまったシーハルクは最悪!」と言うのももう辞めてもいいんじゃないかな。今回だけだよきっと。

彼女は我々に新しい驚きを与えてくれて、それこそ決められたレールや価値観に沿った生き方では無く、自分らしさを大事にするという本作のテーマに沿った彼女らしい結末であった。

しかしケヴィン・ファイギの決断には驚かされる。過去の様々なリーク情報も狙った戦略の一部だろうが、昨今のCGクリエーターの反旗もまさかこのシーハルクの為に流した嘘ニュースだったのでは無いか?と考えてしまう様な本作。末恐ろしい。
michiko

michiko