倉科博文

蝶の力学 殺人分析班の倉科博文のレビュー・感想・評価

蝶の力学 殺人分析班(2019年製作のドラマ)
2.7
上手くない
実に上手くないなぁ

まず台詞が野暮ったい
登場人物、特に主役級の人物の吐く台詞が悉く野暮ったい

撮影も映画っぽく撮っているが、安っぽい
20年前くらいの映画の感覚が匂ってくる

あと、とにかくストーリーと警察、および主役の働きが鈍臭い
ストーリーに対する観客の読み通りにストーリーは進行するが、警察や主人公は悉くその後手に回る
火曜の2時間サスペンスならば、それでも良いが、こう言うタイプのドラマでは耐え難いフラストレーションになる

しかも、『プライオリティ』と『フェーズ』の単語から『IT系の犯人』なんて推論ある?

個人的には、あまりセンスを感じない作品

ミステリーの構造自体は悪くなかっただけに残念
そして、最終話は完全に蛇足