監督が「人間」と思うものの博覧会みたいな。賭博、介護、結婚。個人視点の『コヤニスカッツィ』かと錯覚するほど画がいい。カジノディーラーの手という、最も人に見られるだろう手のひとつがとる仕草を執拗にとら…
>>続きを読む特集上映で初見、いろいろ先進的な女性目線が特徴というトレイラーで興味を持っての鑑賞で、予想以上にざらっとドライで現実的なものだった、舞台となるラスベガスの乾いた砂埃が舞う感じがそのまま生活感になって…
>>続きを読むタンジェリンも車無くて歩き通していたな 怒りと体調不良 観察者というか、何かを変える為のエネルギーが無くて雲すら動かず惰性で廻っている 水場ですら嘘くさい此処はラスベガス、作り物のパラダイス たぶん…
>>続きを読むなんか妙に心に残るシーンがたくさん。
序盤の、お腹痛いって言ってる人間に対して、自分の歌唱披露して「治った?」とか言ってる男はめちゃ笑った。
3頭のゆらゆらゾウさんもツボ。
あと、ディーラーの淡…
カラオケでもアカペラでも、ふつうの映画の中での歌うシーンがわりと好きだけど、ベンチのおじさんの歌は今までで一番うざかった。あそこでうんざりした気分になったら、なんとなくこの映画になじめてきた。
ほ…
ヤバ、私はこういう映画に出会うために映画を観てる。
燃えあがるも中々倒れない木、弱り続けながらも中々死なない老人、帰ってこない夫をとりあえず待ってみる彼女、道に落ちている動物の死体、日々はこうして少…
©1991 Nina Menkes ©2024 Arbelos