『マグダレーナ・ヴィラガ』に続けて鑑賞。前作がまあまあな印象だったんだけど、こちらは完成度高くて、めちゃカッコいい。ちゃんと制作順に観てよかった!
レコードジャケットにしたくなるカッコいいカットば…
このレビューはネタバレを含みます
監督特集で鑑賞。こちらの方が好みの作品だった。淡々と物語が進んでいくのは共通していた。
あまり感情がわからない主人公で、ずっと無表情で、淡々と日々を過ごしている。カジノのディーラーという派手な仕事…
言葉はほとんどなく、映像と音で主人公の孤独、空虚、諦め、怒りの心情を表現しているような映画と感じた。
一本の大きな木が燃えているカットやカジノでディーラーとして働いているカットが長く感じたけれど、彼…
カジノで働く女性のお話
シークエンス毎に時間の流れが断ち切られていて凄い。このような映画のストーリーテリングは日常の何でもない瞬間を繋ぎ合わせて彼女の人生を描く...というのが一般的だが、本作は一…
離人感というか、ボッーと一点を見てたら世界が遠のいていく時の感覚。目が離せない。
その場の環境音は響いてるのに、映ってるアクションの音や会話は拾ってなかったりすることもある。イメージビデオのような…
ニナ・メンケスがハリウッド映画の底知れぬ暗闇の中で僅かながらに掴んだシャンタル・アケルマンの『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』という微かな感触を大事に丁寧に…
>>続きを読む確かに失われしアメリカ的な風景の切り取り方がベニングっぽいし、『冬の旅』っぽいし『WANDA』っぽいしライカートっぽいし勿論アケルマンっぽいし…って事で何も書くことがない。老人は何を語るでも無く死ん…
>>続きを読む©1991 Nina Menkes ©2024 Arbelos