大学以来、十数年ぶりに見直す。
ヴェンダースの視点から撮られた1985年の東京は小津安二郎が見つめてきた日本の社会や人々をなぞるように語る。その姿勢は客観に満ちており、何処か未来から望遠鏡でこの時代…
【若き日の笠智衆が出ているが若くありませんでした】
小津ファンを自認する私ですが、恥ずかしながらヴィム・ヴェンダースはこの前初めて『PERFECT DAYS』で知ったところ。で、大感動。その勢いそ…
『“OZU”をたずねて何千里?』
実は先日(2024年2月)劇場鑑賞した「PERFECT DAYS」(2023年) があまりにも“響いた”ので、今度は自分がヴィム・ヴェンダース監督さんを
“たずね…
胸熱のドキュメンタリー。ヴィム・ヴェンダースの小津安二郎愛が溢れて大変。
小津作品に欠かせない笠智衆へのインタビュー、とても良かった。笠智衆は全て監督に言われたままに演技していたのだった。どんな細…
作品としては小津安二郎を介して撮った東京、80年代の東京を比較していて、映画の内容としては全然面白くないんだけど、今このタイミング(2024年3月)で見ると東京ってのは面白い街なんだなと、暮らしてい…
>>続きを読むヴィム・ベンダースが東京の街を撮ったドキュメンタリー。なんで?
冒頭からいきなり監督が小津安二郎映画を褒めちぎり、バブル真っ只中で活気あふれる東京の風景が映し出される。
別世界過ぎて夢のようだと監…
何故かずっと昭和に憧れがある。それは父母から聞いていた話の中で、血の通ったやりとりがたしかにそこにあるのを感じていたからかも知れない。
PERFECT DAYSでヴィムベンダース作品にはじめて触れ…
© Wim Wenders Stiftung 2014