Lisaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Lisa

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ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

3.6

美味しそうな料理とMeryl Streepの裏声が堪能できる作品。それなりの満足度で鑑賞できます。
Amy Adamsの演技は相変わらず素晴らしく、Chris MessinaとのコンビはドラマのSha
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旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

3.6

特段捻りは無いけど、心温まるストーリーと安定の演技で期待通りの満足度で鑑賞できる作品。特にAmerica Ferreraが光っており、Gilmore Girlsが有名過ぎるのもありますがLorelai>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.4

Wes Anderson感を更にパワーアップさせ、こだわり溢れる雑誌調で突飛な小話を一つに纏めるとこんな感じ。
一目で監督の作品だとわかる程にスタイルを確立させているのは流石だなと思いました。

好き
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

コメディ×家族愛×歌の勝利の方程式。
Emilia JonesはLocke & Keyで知っていましたが、こちらが間違いなくbreakout role。
英国出身とは思えないほぼ完璧なアメリカ英語、手
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.3

キャストにLady Gaga、Adam Driver、Al Pacinoらが名を連ねる見るからにインパクト大な作品。
実話に基づく物語ということで、Lady Gaga演じるPatrizia Reggi
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

4.0

Jake Gyllenhaalの姉であり女優のMaggie Gyllenhaalによる監督デビュー作。
プロットからして一般受けはまぁまぁな気はしますが、批評家からは好評となるような要素を確りとおさえ
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チョコレート(2001年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原題は"Monster's Ball"(死刑執行前に行う看守達の宴会)。
邦題は「チョコレート」で、原題とかけ離れているのでやや違和感がありますが、白人男性と付き合う黒人女性を指すスラングや、作品中の
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グレイス -消えゆく幸せ-(2020年製作の映画)

3.2

Tyler Perryが監督・脚本含め全面的に制作に関わった作品。
原題の"A Fall from Grace"は「神の恩寵を失う(悪行によって名声を突然に失う)」という意味と、本作品の登場人物のGr
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.5

実話に基づく作品であり、同時多発テロ事件後にCIAが実施しその後隠蔽しようとした捕虜の拷問の全容が調査によって明らかになっていきます。
テロ後全米に強まったイスラムへの警戒心と高まる愛国心、Snowd
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マジック・マイク(2012年製作の映画)

3.3

今では主役級のOlivia Munnが脇役で出ていたり、米国では有名なヒスパニック系コメディアンのGabriel Iglesiasが出演していたりします。
Matthew McConaugheyもWo
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.2

ViceやThe Big Short(マネーショート)の監督・脚本を務めたAdam McKayの最新作。
ある小惑星を発見し、且つそれが数日後にほぼ確実に地球に衝突し人類滅亡をもたらすものであると知っ
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.3

ずっと気になっていた映画で、今更ながら初めて鑑賞。
評判通り素晴らしく、個人的にはこれまで観た中でトップ10にはランクインする映画だと思いました。

当時LBTQであることが死に繋がり得る程理解のない
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消えない罪(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

警察官を殺害した罪で20年間服役し出所した女性が、社会復帰において様々な不条理に直面しつつ、生き別れとなった年の離れた妹との再会を求め動き出すというストーリー。

主演 (Ruth役) のSandra
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

Benedict Cumberbatchのダークな役柄と、Kirsten Dunstの脆い母親像、その実の夫のJesse Plemonsが夫役を演じており、所謂ウェスタンとは異なるテイストで気になって>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.5

高齢出産をした母親とその息子を中心とした70-80年代アメリカの物語。
母親役のAnette Beningの等身大の演技が素晴らしく、最近は監督のイメージの方が強いGreta Gerwigも出演してい
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私というパズル(2020年製作の映画)

3.9

死産を経験した母親と、その家族や周囲の反応に焦点を当てた作品。
特に主人公を演じるVanessa Kirbyの全身全霊の演技に引き込まれます。

冒頭の出産シーンは本物さながら尺が長く取られており、リ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.4

夫の死と金融危機の影響による町の閉鎖を機に、家を手放しノマド生活(RVや改装した自家用車で各地を転々とする生活)を送ることになった女性に焦点を当てた物語。
米国の大地の美しさを映し出す壮大な画、はかな
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

韓国で実際に起こった児童虐待事件に基づく作品。
ぬいぐるみにたまたま録音機能がついていましたが、そのような決定的証拠がなく親と子の供述のみだった場合、子供が不利になるのは容易に想像がつきます。
親の刑
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ブロードウェイ・ミュージカルのHamiltonで一躍話題の人となったLin Manuel Mirandaがそれ以前に手がけたミュージカルの実写版。
低所得者層の移民が多く住むニューヨークのWashin
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.0

自分の過去について作り話ばかり語る父親と、本当の父親を知りたいと思う息子に焦点を当てた、心温まる映画。
コンセプトが新鮮でクオリティが高く、Tim Burtonの色がしっかり出ていると思いました。
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.3

大好きな映画。
ストーリーが新鮮で、何より主演のRosamund Pikeの演技が素晴らしく、最後まで釘付けになります。
主人公/悪役のAmy Dunnの狂気じみた復讐劇に圧倒されますが、何故か途中か
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.3

主演のPaul Walter HauserはI Tonyaで自称"bodyguard"役を演じており、かなりハマり役だなと思っていましたが、本作品でも同じような役柄で納得しました。
英雄として讃えられ
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

誰もが知るTonya Hardingのスキャンダルを題材にした作品。
真実の暴露というよりは、主要登場人物の各視点を織り交ぜたストーリーとなっています。
ペースが早く、キャスト全員が良い味を出しており
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

韓国人移民一家の物語。
アメリカン・ドリームを追い求め大胆な決断を躊躇なく下す父親、異国の地で居場所のなさに苦しみ何より家族の安定を求める母親、一見変わり者だが母国の知恵に富んだ祖母、そして純粋な眼差
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

迫力あるアクションとダイナミックなシーン満載で、是非映画館で観るべき作品。
007を全て観たことがある訳ではないですが、それでも十分ついていけました。

Billie EilishのNo Time t
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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

3.9

子育てに向かない両親の離婚とその後の生活を幼い娘の視点から描いた映画。どちらかに加担することなく、その少女のように純粋で中立的な視点から物事が描かれストーリーが進んでいきます。
Maisieを演じるO
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

フィクションな要素が強め(というかほとんど)ですが、エンターテインメントとしては面白かったです。
見どころはChristoph Waltzで、多言語を操り、論理的で頭が切れて憎たらしい感じがなんとも言
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.6

主要な登場人物3者それぞれの視点から同じ出来事を3通りに描写する構成が新鮮で面白かったです。
主人公の女性を演じるJodie ComerはKilling EveのVillanelle役で海外で大ブレイ
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

どこまで正確なのかはさておき、Fox Newsの内部事情(女性はズボンNGで足の露出推奨、重鎮アナウンサーによるセクハラは公然の事実として見て見ぬフリをするなど)が当局のニュース並みセンセーショナルに>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.8

Tarantino作品を好んで観る訳ではありませんが、その醍醐味が分かりやすく伝わってくる映画だと思いました。
Django (Jamie Foxx) の肝が座ってクールな感じも良いですが、Dr. K
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.5

似たテーマを扱うButterfly Effectとはまた違ったテイストで独自の面白さがあります。
代々継承されている秘密を共有した父親と息子(主人公)の深い絆を効果的に描きつつ、それを主軸に進んでいく
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.2

Midsommarでお馴染みのAri AsterのFeature Filmデビュー作。
いずれもCult / Religionがテーマのホラー映画だが、個人的にはMidsommarよりもHeredit
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

最初見たときは、エンタメ要素が強くストーリーもシンプルでいかにもアメリカンな映画だなと感じましたが、年を重ねて観ると新たな気づきがあり、気づけば名台詞を覚えてしまっていて、繰り返し何度も見てしまう作品>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.6

特に男性に一度は観て欲しいなと思う映画。
Revengeものとしては珍しいポップでガーリーな演出が新鮮(但し話自体は全くポップではない)です。
選曲も素晴らしく、映画館で大音量に包まれながら観ることで
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