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La scuola(原題)のbirichinaのレビュー・感想・評価

La scuola(原題)(1995年製作の映画)
3.0
ローマ近郊の工業高校が舞台。生徒が奔放なのは予想範囲内だが、先生もかなり奔放。特に修学旅行の時や定年退職する同僚の送別会(ただし本人は不在)の時など。
進級を決める職員会議がけっこういい加減で、校長にうながされると「実際の成績は5だけど6にしてもいい」などと言って、ほぼみんな進級にしてしまう。日本の学校もそうなのか? ちなみにイタリアの成績は10段階評価で6以上が進級できる。8以上をとるのはかなり難しいらしい。
この職員会議のシーンを始め舞台劇のように役者が熱く語るシーンが多くて疲れた。
何度かある問題児コッファロとF・ヴェンティヴォッリョ演じるキザな教師の対決は面白かった。
定年退職する女性教師行方不明問題は、サスペンス要素としてはあまり効いていないような気が…。
しかし、イタリアのように試験が口頭試問だと生徒としてはけっこうキビシイ。。
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