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ザリガニの鳴くところのjellyfishのレビュー・感想・評価

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
4.7
あらすじを読んでサスペンスとかホラーかなと思ったら全然違った。わずか6歳で家族に捨てられ周りからは"湿地の女"と呼ばれて、ずっと独りで生き抜いてきたカイアの生き様が描かれてる。悲しい場面はあるけどとてもいい話。始まりから終わりまで自然がとても綺麗な作品だった。観始めてそんなに時間が経たないうちに「これは面白いだろう」と確信して一旦観るのをやめて大急ぎで前から気になってはいた原作を買いに行った。これから読むつもり。
原作でのエンディングはまだ知らないけど、映画での終わり方は結構好き。
正直最後の方までテイトが殺したのかと思ってた。今でも少し思う。

カイアが言った「自然には善悪はないのかも。全てが生きるための知恵。懸命なの。」この言葉がとても印象的だった。
人に見捨てられて湿地の自然の中でひとりで生き抜いてきたカイアだからこそ言えることなんだろうね。
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