このレビューはネタバレを含みます
Fuuber Friendsは危険極まりない。自分にピッタリのパートナーになら、SNSの発言やネット上の個人データに注意をしている人でもラファエロのように心を開いてしまうだろう。それがアルゴリズムに直結していると分かっていてもだ。
PIFが示唆しているように、私たちが見過ごしているのはテクノロジーのデータ収集だけではない。過去にナチズムの台頭を見過ごしてきたし、今も温暖化を見過ごしている。映画では、北極がビーチリゾート化していた、う~、シニカル。キリスト教かロシア正教みたいな恰好のパーティーは何を示唆しているのか知りたい。
ちょっと納得できなかったこと
・ホログラムなのにダンスのシーンで主人公の手の圧力で彼女の服の背中にシワがよっていた。
・ラファエロのFFのおじさんがシャンパンか何かを手にしていたけれど、一緒に飲めないのでは?
・たった16か月の契約なら、逃走せずに待った方がよくない?