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ロスト・キング 500年越しの運命のspoornerizmのレビュー・感想・評価

3.0
「簒奪者(さんだつしゃ)」って何?
ってならなかった?

うーん、
実話をもとに作ったフィクションって理解でいいかな。こう言ってはなんだけど、なんも残らなかった。英国らしいちょっと“イカれ“てる女性が出てくるところまでは、“いいよー、嫌いじゃないよ〜“ってなってたんだけど、リチャード3世の幻影を見ながら、ヤマ感で その遺骨に辿り着いたとしか、、、御免なさいね、見方が雑だったのかもしれませんが。

いえね、最初のうち、持病のある女性と旦那の関係がわからなかったし、病気があるのにリチャード3世が気になって、気になって、思わず会社から離脱しちゃってんのに、リチャード3世協会みたいなのに入っちゃって、子供ほっぽり投げて、宗教のようにハマっちゃって、「え、、生活保護認定じゃ?」って思ったら、旦那が帰ってくる、「うん?専業主婦ってわけ? だからケーキ焼くん?お金あるん?」って思ってたら、旦那はBMWを売って資金作ってくれたりして、、国が違うせいか、家族の繋がりとか分からんまま、ついてけないってなってた。

“リチャード3世協会“は、愛ある変人の集まりで、あのへんのくだりとか、イギリスオフビートな会話の面白さが効いてて、ちょっと面白かったんだけど。

ただ、まぁ、事実とファンタジーの“塩梅“なんだろうな。好みが分かれるところ、事実が何割ってことじゃなくてさ、
発掘作業のところで、現実の厳しさに引き戻されていくじゃない?

リチャード3世の遺骨発掘の成功の横取りっぷりは、許せないけど、素人が発起人だと「ああなるよね」を知るし、「大丈夫か、実在するレスター大学?」とか気になってきたし、、
そもそも、これが言いたい、

あんなに簡単に見つかるかねぇ、、と。

結構、酷評書いちゃいましたが、

エジンバラ城から見下ろす街並み、大砲、分厚い石畳、、赤い橋、パブとか、スコットランド好きには、その景色が色々たまらーん、って感じはありました。
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