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ヒメアノ〜ルのspoornerizmのレビュー・感想・評価

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)
3.2
濱田岳さんとムロツヨシさんで軽妙な掛け合いで、おもしろ〜と思って見てたら、何、何これ?の展開で、途中で一回離脱した。山田マホさん演じる婚約者が安易な判断を即決したあたりから、やばいよ、やばいよーだった。そのホテルマンのカップルが惨殺されたところで、「え、そういう映画?」ってなって、第二(森田にとっては第三の)コロシが起こりそうなところ、自転車でサラリーマンがマイホームに帰ってきて、のところで“無理、もうムリ“ってなった。

が、5分も経たずに展開が気になってリスタート。森田剛さん演じる"森田くん"ヤバいひと過ぎて、全ての身勝手な“残虐な行い“は、絶賛早送りでスルーしながら。
やー怖かったー。

そーだ、それより、イジめた同級生殺されてるのに、不在になって家族騒ぐとか警察動くとかなんでないんだろー、そのくだり、ワタシが早送りした中にあったのかなぁ。
森田くん誰かんち上がり込んで、夕食たべてるし、帰ってきた旦那殺めちゃうし、警察官ひとりで丸腰で来た揚げく、命奪われ拳銃盗まれるし、アパート隣りの家の男性、警察呼んだならわざわざ出てこなくてもいいのに、出てきて顔撃たれちゃうし。ムロさん演じる先輩はストーカーを追い詰めて撃たれるし、まぁ、何人が犠牲に、、、アタマ痛い、休日前に家でみる映画じゃなかった。
教訓がなかった。あるとすれば、怖い人には関わらない無責任社会の継続、か。

最後に
森田剛さんはジャニーズ時代の?ではないよね、きっと。きっと、だから知らないけれども、ただ、独立してからじゃなきゃ、こんな問題作出られないよね?
しばらく森田剛さんみなくていいかなってくらい怖かった。指が汚い感じとか、目が死んでる感じとか、、冷静になって考えれば、そんな嫌われ役を受けるってのもね。少なくとも、この役演じるのは誰であってもしんどかったろうなぁ、とも思えてくる。
最後の“おかあさん麦茶ー“、は、良かったのかな。正気が保てない方が生きていけるんかなってね。
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