早朝から観る映画ではなかったかも…。
とはいえ、一度心が死にかけた人にはかなり刺さる作品なんじゃないかな。
どちらかと言うと父カラムに感情移入し過ぎて危なかったので、途中からは敢えて客観的に観るようにしました。
声を押し殺そうとして、むしろ嗚咽が漏れてしまうような泣き方。子供時代から我慢を強いられた人間にありがちなのかも、と思ったり。
俺もそうだから。
彼に父たる資格があったかは分からないけど、あの夏にソフィと幸せな時間を過ごそうと努力したことは事実。
カラムの丸まった背中と、今にも消え入りそうな表情が印象的でした。