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ゴジラ-1.0のspoornerizmのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.3
普段なら見ないタイプの映画を見たのは、滞在中の川崎市で何気に調べたら「チネチッタ川崎」の大音響の500越え座席シアターにかかっていた、という理由から。
初・ゴジラ、です。

やー、やっぱり大音響は良かったです。今後は「ゴジラは大迫力てみないとね」って言っちゃうかも、川崎チネチッタシアター8、ありがとう。


さて本編の感想を。

ゴジラってメダボ体形なの?って思った上陸のシーン。
なんせこちらは初対面。
ゴジラは無意識にオスだと思ってた自分だから、胸が出ててお腹も出てて、、が意外だった。

神木隆之介さんってやっぱり上手いのね、だったわ。髪型7:3と、顔コケ具合。そして、浜辺美波さんもまた、ああいうクラシックな役を演じたら右に出る人はいないですね?
ただ、最初の“はすっぱ“な感じから、すぐに素直な良い娘に変わっちゃう具合「え、キャラ変」と心のなかで突っ込んだ。

ずっと朝ドラ(映画の方が先だけど)見てたもんで、映画の最初のうち、頭ん中で「すえちゃん(浜辺さん)、マンちゃん(神木さん)」がチラつくかと思ったけど、そんなことはなかったよ。ふたりとも流石だなってなった。

ストーリーそのものは、まぁ、「ないない。」って思っちゃうわけですね。ゴジラが背中のトゲトゲが青く盛りあがっちゃって、「え、再生しちゃうんだ」ってあたりがなんだかなぁ、、。古代生物の生き残りみたいなもんなのかなってボンヤリ思ってると、口から青い光を出すし、放射能残すし、一体なにを食べてそんなに大きく、、何を捕食するのか、ずっと気になってたかも。

ここからネタバレーーーーーーーーーーー


最終的にはね、

敷島さん(神木さん)がゴジラに最初から突っ込んでれば良かったんだね、というのがね。ハイ、もとより怪獣映画に興味がない人がいう、身も蓋もない指摘でスミマセン。

ゴジラとの闘いと、歴史ベースのフィクションと、人間物語と、三要素を同じくらいずつ入れなきゃいけないんで、人間物語の「葛藤」のところが浅くなっちゃって、なかなか難しいところだな、なんては思tたりしました。あれだけの俳優さんがいるから、あ、橋爪功さんいたなぁ、、今思い出した。あれ一瞬でしたね?

最後に、男性のお客さんがずいぶん多かったのはとてもとても印象的だった。
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