このレビューはネタバレを含みます
しっかりした女性を演じる
イメージが強い菊地凛子さん
この作品では
どこからどう見ても
夢破れ自分を閉じ
止まった幼さが危うい
陽子でしかなくて
素晴らしい女優さんだと再認識
放り出された長い…
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久しぶりに沁みた一本
菊地凛子扮するコミュ障をこじらせた陽子が、冒頭から最高に苛つかせてくれるw 父の訃報でずっと帰省していなかった実家へ向かうことになり、次々とアクシデントに見舞われヒッチハイク…
面白かったー。
でも終始胸が締め付けられる想いで観てた。
コミュ障過ぎて他人に対する感謝の気持ちが全く伝わってこないところから、一晩の経験で変わってくところが良かった。
難しそうなキャラの表現をこ…
ジム・オルークの音楽が、なぜこんなに青森への旅に似合うのだろう?
何も語らない主人公。
人と距離をおく陽子は、旅によって成長する。
その過程であかされる主人公の人となり。
ジュブナイルにしてミステリ…
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深い傷が癒えず、何も手に付かなかった。
ぼんやりとU-NEXTを開き、レンタルをして、真夜中に暗い部屋で視聴を開始した。
自分の父親と同じ死因、大動脈解離。
父親との葛藤、それでも近くに父を感じて…
劇場公開時、菊地凛子主演、熊切監督作品ということで、気になっていたが、見逃していた作品。冬の東北地方の薄暗さと冷たさが身にしみてくるロードムービー。コミュ障の主人公の心の変移とエキストラの方々の自然…
>>続きを読む人との出会いが自分を変える
これはしんどい。
自分とは正反対の陽子に最初は全く共感出来なかった。
でも人との触れ合いで変わっていく陽子を見ていたらほっとけないというか自分も同じかもという気持ちにな…
冒頭より陽子の生活っぷりが映し出される。ネットで日用品を注文し、必要なものは検索し、分からないことはチャットでやりとりし、タブレットで動画を楽しむ。声を出さずとも、他人を頼らずとも、家の中で自力で生…
>>続きを読む遠いところに故郷があり、現在東京にいる人で30、40代であれば多くの人が共感できる映画なのではないか。
例に洩れず私もその中の1人である。
最初のシーンを見ると、一瞬菊地凛子さん歳とったな〜と感じた…
©2023「658km、陽子の旅」製作委員会