なんじゃこれ。「ゴジラ×コング」を見にいったら「猿の惑星」を見せられてしまいました。
歯科治療が終わってご機嫌なコングが、（ロード・オブ・ザ・リングの）ゴラムにそっくりな小猿に導かれて行った先には、悪者猿に支配された猿の王国がありました、ってなんなんだこれ。そうこうしている間に、地上ではゴジラはまるでネコのように丸まって眠り（笑）、地下空洞を探索する人間たちは、未開な東洋人部族（子供たちはアハハハ～と笑いながら布切れをヒラヒラさせて走り回る）を発見するという、書いていてホントにこんなお話だったっけと、にわかには信じられないストーリー。ワケがわからなすぎて、このレベルでよくオーケー出たな。大丈夫なのか、東宝。
それから、ゴジラもコングも新種の怪獣も、口を開けて叫ぶときに、みんな決まってヨダレが糸を引くあの表現は見飽きたのでやめてほしいです。あと、たぶん「ジュラシックパーク」あたりからだと思うんだげど、ガルルルル～と喉を鳴らす声も、怪獣らしくないのでやめてほしいです。あれは恐竜の声だから（想像）。
