くっちー

岸辺露伴 ルーヴルへ行くのくっちーのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
3.0
安定の面白さはドラマ版そのままに、舞台は日本からパリ、ルーブル美術館へ、時間は露伴の子供時代まで遡る時間的、地理的にも映画版ならではのダイナミックな広がりを見せた。

特に露伴の子供時代を演じていた長尾謙杜の存在感が印象的だった。

創作への興味はそのままに、大人露伴の堅物さや偏屈さを希釈し、少年特有の脆くて柔らかく、まだ何物でもない露伴の少年像提示してくれた。