アンダーカレントのだいこんおろしのネタバレレビュー・内容・結末

底流にあるものは…重たく感じるテーマに、映画が終わっても、もやもやを抱えてしまい、原作本を買って帰って読んでみたりした。
水の中浮かぶかなえの姿が印象的だ。深く沈めた記憶をもつ彼女の心の本当はわからない。
でも毎日働く風呂屋での姿、何気ない日常の描写も心に残った…食卓を用意すること、犬の散歩、近所の人たちとのやり取りなど。小さな意識することもない日常の出来事の中にも、底流になるものは散りばめられてるのでは…そう思うと潜り込んだ心が少し軽くなった。
もう一度映画を見たくなった。