KotaSaito

タイタニックのKotaSaitoのレビュー・感想・評価

タイタニック(1997年製作の映画)
4.5
ついにこの日が来てしまった…。
旅行でハワイに行くことと、映画でタイタニックを観ることを、人生の楽しみに残していたんですが、いよいよ観ることにした。28歳なので。

ということで、最高の状態で観るべく、シアタールームのあるホテルに宿泊し、いざ鑑賞!

結論、やばし。
ロマンス部分だけじゃなくて、
この過去から当時を回顧する設定とか、豪華客船のワクワク感とか、最後の夕暮れの映像美とか、圧倒的な音楽とか、本当色んな要素が良かった!

そして、肝心な恋愛!
「この世のラブロマンスは全てロミオとジュリエットの焼き直しである」とたしか誰か有名な人が言っていた。
これは、愛しあう二人には、何らかの障害があり、それを乗り越えようとする構図のことで、
少女漫画でいうクラス内ヒエラルキー、新海誠作品でいう災害、愛の不時着でいう国境など、大なり小なりあれど、たしかに当てはまる。
そして、その究極形が本作タイタニックだろう…!
身分ちがいで、婚約者がいて、母親が反対してて、船が沈んでと、これでもかってほどの障害が愛しあう二人を割いてくる。
まさにロミオとジュリエットを原点だとしたら、タイタニックは最高到達点なんじゃないかと思う。

RADWIMPSが言う運命とか未来とかって言葉から1番遠い場所、多分ここ。

タイタニックを観た今、残り70年間どうやって生きればいいか不安すぎる…。
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