KotaSaito

シンドラーのリストのKotaSaitoのレビュー・感想・評価

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
-
クリップしてから早6年…。195分という響きにビビっていたが、イスラエルに行く今しかないと思って、ついに視聴。
いや、まじで見れて良かった。
良すぎて、そのあとユダヤ人にに敬意示してオールブラックコーデで活動してた。(誰にも伝わらなかったけど笑)

内容はもう言わずもがなだけど、演出も素晴らしいよね…。音楽がすごいお洒落だし、ずっと白黒で続けて最後カラーに切り替わるシーン、天才か。

シンドラーって正義の外交官としてユダヤ人を助けた人と勝手に勘違いしてたから、そうではなく商業という建前で救っていたのはすごい学びになった。
本当に誰かを救うために力やお金はあるし、逆にそれらを得なければ助けるなんてできないんだなぁと…。

物語で1番良かったのは、最後の皆との別れのシーンかなぁ…。別れを惜しむのではなく、もっと出来たと後悔する…。そんな悔やまなくていいじゃん! 十分やったよ! と思ってしまったけど、それくらい強い想いがあるから、あの社会環境下でこんなことができたんだよなぁ。

"1つの生命を救える者が世界を救える"ってユダヤ教の教え素敵すぎる。

それにしても、冒険モノやSFモノもあれば、こんなシリアスドキュメンタリーもつくれるスピルバーグの幅広すぎない!?

まじスピルバーグと隈研吾は絶対3人いると思っている。
KotaSaito

KotaSaito