このレビューはネタバレを含みます
キモいなぁ…。
終始、自己中おじさんじゃん。
わかるよ?天下人になれる人間てのはだいたいヤバい奴だろうから。
しかしジョゼフィーヌとの微妙な齟齬が最期まで続いちゃってるのが…。
絶対に分かり合えない"男と女"を大変丁寧に描いていて、身につまされる思いだったよ、ホントに。
ホアキン・フェニックスだからこそできた演技だったんだろうな。
300日流刑地で考えても分かんないし、ワーテルローで負けても分かんないし、セントヘレナでの最期の瞬間になっても、「俺なんか間違ってる⁈間違ってないと思う!」って感じで、結局、本質分かんないままだったんだべな、と感じました。
キモい〜…。
個人的には、叙情的で静かな作品に感じられた点が予想外だった。
一大スペクタクルを勝手に期待してた俺の問題なんすけどね。
正直、あんまり肌には合わなかった。
でもめちゃくちゃ美麗な作品だったし、一貫して音楽(環境音含む)がキレイだったな。
またしっかり観直したい…!