やるせなさしか残らない、いい映画
どれだけ声をあげても変わらない。だけど声をあげ続けるしか変えることが出来ない。
この映画だけ見たら、完全に市長が暴れてて最悪なんだけど、きっかけは移民側の行動な…
大変良かったですね。
キツい。
勿論、責任とか仕事とか色々あるんだろうけど、あんな強制退去要求がまかり通るなんて思考はやっぱりどうかしている。この映画だとクリスマスの夜というのも相まって、家の中に…
移民と貧困や緊張からの衝突という点でラジ・リ監督の前作『レ・ミゼラブル』(←ビクトル・ユゴーじゃないやつ)と同じ質感を持った作品。
煌びやかで華やかなイメージを持つフランスだけれども、こういうラディ…
移民問題は、根深い。
それはわかる。
でも、
それぞれの背景が 見えない。
見えるのは 対立だけ。
感情移入できない。
オープニングのテンポが悪い。
棺を下ろすシーンを長くすることで、
低所得移…
ラジ・リ監督の作品は初めて見ました。
移民が集まる地区について描いているというのは前作と変わらないらしい。
行政のやり方というとどうしても日本としか比べられないのですが、
他国はこれほどまでに急激…
前作「レ・ミゼラブル」から4年。またどっしりと重い作品を投下してきたラジ・リ監督。
市井の人々(移民)対権力側、という構図は前作と同様だけど、本作の視点はあくまで移民や立場の弱い人たちの目線から描…
監督作「レ・ミゼラブル」やプロデュースした「アテナ」などの圧倒的な破壊力に魅せられてきた身としては、一見本作は「おとなしくなった」と受け止めてしまいそうになる。
冒頭の、長い階段を巨大な棺を皆でか…
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