若かりし秋吉久美子のかわいさを見たくて、ついアマプラで拝見。
野坂昭如のタイトル曲を歌う映像や、70年代の風俗やファッション、長門裕之のパパ活中年男ぶりなど、見どころはたくさんある。
しかし、よく考…
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若い連中には気持ちの悪いブルースでも、中年も半ば過ぎた男という人間には物凄く切実な構図のブルーズ 長門裕之のラストの哀しさがたまらない 今リメイクを撮るなら長門裕之役はほとんど台詞なしの野村訓市だっ…
>>続きを読む1977年、小学校4年のときに買ったテレビランド増刊ロマンアルバムサイボーグ009、アニメも見てない漫画も読んでないのに買った理由は、裏表紙の三ツ矢サイダーの広告、秋吉久美子さんが目当てでした。
勝…
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74年日活作品。藤田=秋吉3部作のラスト。バージンを守るナイトを気取りながら(バージンでないと知ると)秋吉久美子と体を重ねる長門裕之は中年男のファンタズムで今見ると気持ち悪いが70年代なら共感しなが…
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「アナタもバージンアタシもバージン、バージンブルース♪」
と、歌った戸川純を、タイトルを見てまず思い出す。そして原曲は野坂昭如、彼が歌うと途端にうさんくさくてそれがまた良かったり。そんな彼の曲が今…
70年代の夢が詰まっている。あのやさぐれた風景が見られるだけで感慨無量。
冒頭がほんと良くて、“真っ赤”なマフラーを巻いた秋吉久美子が街を歩くのを引きの絵で。最初のクロースアップは電車で“蛇”を見て…